感謝とお礼 |
芦間高校の桜のつぼみが昨日よりさらに膨らみました。 昨日も少し書きましたが、私は今年度で校長職を退任します。4年間たいへんお世話になりました。芦間という学校は、進学を目標にしていますが、徹底的に勉強でしぼりあげる学校ではありません。総合学習の時間に論文を書かせることや、自分でアポを取らせるジョブクエスト、そしてその成果を発表させるという方法によって、自分の可能性を引き出すことのできた生徒がたくさんいたと思います。文化祭や体育祭、修学旅行、宿泊研修などの学校行事では生徒が主体になって楽しい行事をつくりあげてきました。特に文化祭の3年生の劇は4年間で全部で合計16本見ましたが、どのクラスも素晴らしいものでした。自分たちで創り上げていくという芦間生の力がよくわかるものでした。 毎年、AOや推薦で入試を受ける生徒や就職する生徒に面接練習をしますが、「この生徒は合格する」という確信のもてる生徒が何人もいました。芦間の生徒は「学ぶ」ということの意味をよくわかっていたからです。受験のために知識を詰め込んでいくのではなく、自分の面白いと感じたことを学習していくという学びが、芦間生には浸透していました。進学しても就職しても「学びとは何」かがわかっている芦間の生徒は、きっと大きく伸びてくれるだろうと確信しています。芦間ではたくさんの先生方の授業を見せていただきました。とてもおもしろい授業がたくさんありました。その授業の面白さは、先生の力だけでなく、それを受けている生徒の力もあるのだと感じます。 5期生、6期生、7期生、8期生、9期生、10期生の5つの学年の生徒と転任された先生方や講師の先生方も含めて100人を超える先生方と芦間高校で4年間過ごしてきました。本当にお世話になったと思います。「学び」を重視した芦間の教育をこれからもどんどん進めていってください。長い間ありがとうございました。私は4月からは、清水谷高校で社会を教えることになっています。おもしろい授業をしたいのですが、10年のブランクがあるのが少し不安です。写真には私の前に2枚の飾り皿が写っています。右は海外語学研修でお世話になっているアデレードのハミルトン校からいただいたもの、左はつい先日までウェールズのケレディギオン州に派遣され日本語を教えていた乾先生の勤務校からいただいたものです。それではまた・・・・・・・ |
着任時
入学式 体育祭
終業式 始業式
保護者集会 卒業式