832  第2回進学希望調査結果  2012年01月31日(火)
 先日新聞発表のあった第2回の進学希望調査では、芦間高校は男子98人、女子266人、合計364人、募集定員は240人ですので1.52倍という希望者数です。総合学科の入試は@5科目の学力検査があり、上位2科目の点数を2倍する、A600字の小論文があり100点満点である、B志願時に自己申告書の提出が必要でそれに基づいた面接がある、Cボーダーゾーンが総合点上位80%〜120%と広い。という点で他の学科と異なっています。それぞれ万全の準備をしておいてください。志願予定者数をみると、いつものように女子が多く男子の2.5倍になっています。現在1年生(新2年生)は男女比が1:3.4、2年生(新3年生)が1:2.5となっていて、合計ではほぼ1:3の割合です。志願者に女子が圧倒的に多いので、入学してくる生徒も当然女子が多くなります。人数は少ないですが男子生徒も楽しく学校生活を送っています。
 共生推進教室は3名の定員ですが、こちらの希望者10人はすべて男子です。現在本校に通学している1、2年生もすべて男子なので、男子しか合格させないと思っておられる方があるのかもしれませんが、性別や居住地、障がいの程度などは合否の判断基準とは関係ありません。女子の方も志願してください。
 志願書の受け付けは2月16日(木)、17日(金)の2日間です。16日の午後が最も混雑します。少し待っていただかなくてはならないと思います。自己申告書も一緒に持ってくることを忘れないでください。入試は2月23日(木)が学力検査(小論文も)と2月24日(金)が面接と共生推進教室の入試です。発表は3月1日(木)午後2時からです。あと1ヶ月をきりました。自分の受検番号が貼り出されるといいですね。(写真は昨年の入試の日の正門です)


831  達人に聞く  2012年01月30日(月)
 先週の木曜日は1年生を対象にして「達人に聞く」講座を開催しました。11人の講師の方に来ていただいて、仕事の内容、難しさ、楽しさ、どうすればその仕事に就けるのかなどについてお話をしていただきました。介護士、柔道整復学・理学療法士、建築士、薬剤師、美容師、看護学(写真)、保育士、営業職、刑事、旅行業、グラフィックデザイナーの11名の方です。生徒はそれぞれ自分の希望する職種の方を選びお話を聞きました。
 将来の仕事を1年生の時から考えることはとても大切なことで、ただ漠然と「大学か短大でも行ってそれから考えよう」としている人と、自分の将来像を明確に持っている人とではかなりモチベーションが違います。すぐに明確な目標を持つ必要はありませんが、このような授業の中から、自分の将来を「考える」ということが大切なことだと思っています。誰かに教えてもらうとか進路を示してもらうのではなくて、自分で「考える」ということが進学しても就職しても必ず役立ちます。その「自分の将来を自分で考える」助けとするために達人に聞くという授業があるのです。


830  昨日は学校保健研究発表大会でした  2012年01月26日(木)
 昨日は第51回大阪府立高校学校保健研究発表大会が上本町二丁目の大阪府医師会館ホールで開催されました。生徒がこの一年間学校で取り組んだ保健に関する研究の発表会で、いつもの年より多い12校が参加しました。いつもの年なら歯に関する研究、食に関する研究などの発表が多いのですが、今年は東日本大震災があったので「防災」をテーマに取り上げた学校が3校もありました。
芦間は「朝食戦隊食べるんジャー」という題で、朝食の必要性について研究しました。今年は守口保健所とタイアップしてBDHQという食習慣と健康の調査に参加し、高校生の食事のバランスについて調査してきました。その調査の中から、朝食をピックアップして朝食を食べないと体温が上昇せず、また脳にブドウ糖が供給できずに眠くなったり疲れたりしやすい。必ず朝食を食べましょう。という報告でした。発表内容は朝食メニューの提案もするしっかりしたものでしたが、芦間恒例のまず、朝食を食べない女子生徒を「食べるんジャー」が拉致するという寸劇で始まり、最後はマル・マル・モリ・モリ!の替え歌にのせてダンスで締めくくりました。いつもこちらが見ていて楽しくなります。
芦間以外でよくできていたのは、茨木支援学校の「虫歯の作り方」というDVD発表でした。虫歯菌に扮した生徒が歯を磨かない生徒の口に侵入するというものでしたが、しっかり編集されており、とても楽しく面白く、これは小学生に見せると役に立つなと思いながら見ていました。


829  明日は生徒保健発表会  2012年01月24日(火)
 毎年出場している生徒保健発表会が明日開催されます。今年は「朝食を食べよう」というテーマで発表します。今年は守口保健所の指導で生徒の食事の調査をし、必要な栄養素やミネラルなどが足りているのかどうかを発表します。芦間生へのアンケートでは鉄分やカルシウムが不足し塩分摂取量が多くなっているということがわかりました。また、朝食を食べない生徒が10%程度いることもわかりました。なぜ朝食は必要なのか、食事のバランスをよくするにはどうすればよいのかについて発表します。発表の前後の寸劇と歌と踊りはいつもどおりです。今日はそのリハーサルでした。発表の内容はもちろん、劇も歌も楽しくできています。「朝食戦隊タベルンジャー」も登場するようです。明日の発表会が楽しみです。もし時間があればお越しください。場所は谷町六丁目駅から空堀の商店街を東へ約10分、上町筋沿いにある「大阪府医師会館ホール」です。2時開会で芦間高校は7番目なので、おそらく3時前の登場になると思います(少し早くなったり遅くなったり前後します)。今日のリハーサルはたくさん先生も見に来ていただいて、こうすればもっとよくなるというアドバイスをいただきました。アドバイスを聞いて、もう一度明日の準備です。明日はよくわかる、しっかりした内容があって楽しい発表ができると思います。

828  守口のマンホールの蓋  2012年01月23日(月)
 昨年もこの欄に書いたことがありますが、マンホールの蓋の絵が各自治体によって違っているのをご存知でしょうか。大阪の市町村もそれぞれその市の特徴をとらえた蓋の絵があって、カラーになっているマンホールもあります。堺市のように一つの市で何種類かの蓋の絵がある場合もあります。どの市にどのような絵があるのかご存知でしょうか。多くの場合は市の花や市の木などが図案化されているのですが、ちょっと変わったところでは、大阪市は「桜と大阪城」、堺市は「大浜の旧堺灯台」、箕面市は「もみじと滝」、八尾市は「菊と河内木綿を紡ぐ女性」、高槻市は「摂津峡」、豊中市は「バラとマチカネワニ」などです。大東市は「船で野崎参りをする人と陸路で参る人」が描かれています。京阪沿線では枚方市のマンホールには「大輪の菊とくらわんか船」が、寝屋川市はゆるキャラ「鉢かづきちゃん」の絵です。守口市は市の花の「さつき」と銅鐸のようなものが書いてあるので何かなと思っていたのですが、これは昭和60年に守口市駅が高架になって、駅前の再開発のシンボルとしてできたカリオンが描かれているのだそうです。そういえば駅前でいつも軽やかな音が聞こえています。

827  3年生を送る会  2012年01月19日(木)
今日はHRの時間に、3年生を送る会を行いました。生徒会が主催で、3年生へのことば(クラス順に1,2年全員で)、生徒会がつくった思い出のアルバムのスライドショーと、3年生に関わった先生方のビデオレター、3年生を送る歌(レミオロメンの3月9日)、3年生のことば(3人)という構成でした。3年生を入れない1,2年のリハーサルから見ていましたが、送ることばも送る歌もリハーサルではグズグズで何を言っているのかもわからない状態でしたが、本番になるとなかなかしっかりできました。これが芦間の生徒の面白いところで、「ここ一番」というところでは力を出します。「やったらできるやん。初めからそうしときぃや」というやつです。ビデオレターは担任団の先生と養護教諭の先生からのものでしたが、8期生から思いつく漢字1字という質問に「純」ということばを挙げた先生が何人かおられました。8期生からは「純粋」「純情」「単純」というような熟語が思い浮かぶのでしょう。3人がそれぞれ読んでくれた3年生のことばを聞いていると「成長したな」と感じます。子ども子どもして幼かった3年前と比べてとても大人になったと思います。大人になるのがいいか悪いかは別にして、自分で歩いて行ける力をつけてくれたと思います。最後は恒例の花道を通って颯爽と去って行きました。まだ卒業まではしばらく時間があります。これから入試という人もたくさんいます。あと少しの高校生活を楽しく送ってください。

826  海外語学研修の準備講座  2012年01月18日(水)
 オーストラリアでの海外語学研修の準備として、今日から参加者研修を実施することになりました。今日はその第1回で私と教頭先生が講義をすることになりました。私は地理の教師なので、「オーストラリアはどんなところ?」という題で、オーストラリアの位置、気候、地形、住んでいる人たちのこと、日本との関係などについて話をしました。生徒にオーストラリアと聞いて思いつくものをあげてもらうと、コアラ、カンガルー、日本の下などということばが帰ってきました。「下」というのは位置が下ということで、北を上と考えると、ちょうど南にあたるということでしょう。生徒が行くアデレードは、東経135度、南緯35度でほぼ大阪の赤道をはさんでちょうど反対側にあたる町です。直線距離で約8000kmです。3月の気温は日本の10月と同じぐらいで、日本より雨が少ないので、とても過ごしやすいだろうと思います。またオーストラリアはとても日本と関係の深い国で、日本は鉱産資源や食糧をたくさんオーストラリアから輸入しています。石炭、鉄鉱石、LNG、牛肉、小麦などです。オーストラリアへ行って、ホストファミリーや学校で話をするときに役に立ちそうな情報を30分ほど話しました。教頭先生は理科の先生なので、オーストラリアの星空と生物(特にオーストラリア特有のコアラやカンガルーなどの有袋類について)話していただきました。

825  阪神淡路大震災から17年  2012年01月17日(火)
 今日は阪神淡路大震災から17年目の日です。私にとってはつい最近のことのように感じていますが、今の高校生はほとんどあの地震を知りません。もうそれだけ時間が経ったということです。あの日私は朝にちょっと大きな震れで目を覚ましました。八尾に住んでいるので、少し大きい地震だなとは感じましたが、特にあわてて外へ逃げ出すということもありませんでした。どれぐらいの震度だったのだろうと思ってテレビをつけると、何かいつもと違っていました。神戸・淡路から大阪北部にかけてとてつもない被害が出ていることがわかりました。阪神高速が倒れていました。あちこちで火災の煙があがっていました。当時私の勤務先は八尾高校でしたので、歩いて学校まで行きました。生徒は80%以上が自転車通学でほとんどが登校していましたが、電車が動いていないので学校へ来ることができない先生がたくさんおられました。来ることができた教員だけで、校舎内の点検をし、生徒の朝礼をした記憶があります。八尾高校は大和川の旧河道(自然堤防)上で比較的固い地盤であったので、タイルが数枚落ちたぐらいで校舎の被害はほとんどありませんでしたが、同じ八尾でも地盤の弱い後背湿地を埋め立てて造成したところではかなり大きな被害が出たようです。
 あれから16年後の昨年3月11日、東日本大震災が起きました。直下型の阪神淡路とは違った津波による大きな被害、原子力発電所からの放射能被害などが起きて、まだまだ復興には至っていません。大阪には17年前の地震の原因になった断層以外にもいつ動いても不思議ではない上町断層がありますし、南海トラフではこれから30年の間に地震の起こる確率は非常に高くなっています。大阪が津波に襲われたのは幕末の安政南海地震の時です。その時の被害を記録した碑が大正橋の東詰に建っています(レプリカが津波高潮ステーションにあります)。当時の津波は「地震の恐ろしき有様が漸次治るころ、雷のごとく響き、日暮れ頃海辺一面津波。安治川はもちろん、木津川も激しく、山のごとき大波たち・・・・・」と当時の様子を生々しく伝えています。大きな船が道頓堀の大黒橋のところで横倒しになって川をふさぎ、小舟を下敷きにしている様子や水死けが人多数と津波の恐ろしい様子を記してあります。そして、最後に「この様子を後世に残すためにこの石碑をつくった。願わくば、心あらん人年々文字読みやすきよう墨を入れ給うべし」と結んでいます。この石碑は毎年墨を入れなおし、誰でも読めるようにしてあります。一度訪ねてみてください。そして防災の意識をもう一度。


824  昨日は最後の学校説明会を開催しました  2012年01月16日(月)
 昨日は午後から最後の学校説明会を開催しました。もう出願まであと1ヶ月という時期ですが、60人以上の方に来ていただきました。当初は会議室の予定でしたが、人数が多くなったので急遽視聴覚室に変更して実施しました。共生推進教室の説明会にも2組の方に来ていただきました。公立前期の入試の出願まであとちょうど1ヶ月です。公立をどこにするかをまだ考えている方も多いと思います。私学に合格すれば、専願でなくてもそのまま進学しようと考えている方もあると思います。高校受検を考えるときに大事なことは、どこに合格するかではなく、どこの高校へ行きたいかだろうと思います。昨年度から私学無償化も始まっているので、私学に合格すれば選択肢も広がるだろうと思います。自分の目で高校を見て選んでください。
 芦間高校は3月にオーストラリアへの語学研修に行くので事前にレクチャーをします。私は地理の教師なので、オーストラリアとはどんな国だろう?という話を明後日にする準備をしています。明日は出張で忙しくてあまり時間がないので今説明の資料をつくっています。


823  明日は学校説明会  2012年01月14日(土)
明日は最終の学校説明会を開催します。13時30分から受け付け開始、14時から開始します。模擬授業はありませんが、学校のカリキュラムの説明などを行います。共生推進教室の説明会も同時に開催します。現在50人ほどの方にお申し込みいただいていますが、当日飛び入りできていただいても結構ですのでお越しください。(今日は写真はありません)

822  1年生かるた大会  2012年01月13日(金)
 1年生の百人一首大会をしました。まず二人の先生による箏の演奏(特に琴を習っておられたわけではなく、この日のために練習されたそうです)があって、その後大会が始まりました。箏を演奏した先生方の衣装には大きく「楽人」と書いてあります。他の先生方は平安時代の冠と袖の部分だけの束帯をつけ、生徒指導の先生の冠には武家特有の「おいかけ」(耳のところに出る櫛のようなもの)がついています。途中で十二単を着た先生も現れて生徒はびっくりしていました。もっと笑い転げるかと思いきや、意外に冷静にかるたを取っていたのがちょっと不思議でした。
何人か百人一首をしたことがある生徒がいて、上の句の途中で札をとる生徒がいましたが、大概の場合は下の句を聞いてから一生懸命探すというかるた大会でした。競技かるたのように1対1ではなく、バラで置いてあるので、上の句を聞いて下の句がわかっても探すのに手間がかかっていたようです。趣向を凝らしたなかなか面白い百人一首大会でした。
和歌は今でいうメールのようなもので、自分の気持ちの伝達手段として利用されていましたから百人一首にも恋の歌が多いようです。生徒にも三十一文字で自分の気持ちを伝達する練習をさせてみるのもおもしろいかもしれません。


821  登校指導をしています  2012年01月12日(木)
 いま朝に学校近辺の交差点などで登校指導をしています。朝は急いでいる生徒が多く、しかも一斉に登校してくるので、ある一定の時間に生徒が集中します。自転車通学の生徒が多いのですが、急いでいるので信号を守らなかったり、スピードを出し過ぎたりすることがよくありますし、集中するので横に広がって走行することも多くなります。また、朝の正門前は校門を入る生徒と校門前を地下鉄守口駅の方へ急ぐ方とが直角に交わるので、自転車と歩行者、自転車同士がぶつかりそうになることもしばしばです。前の御幸幼稚園の通学バスや幼稚園へ子どもさんを車で送って来られる保護者の方もあり、朝は自転車と、歩行者と車が錯綜します。誰もが急いでいるので、事故が起こらないように気をつけています。また、学校からは少し離れていますが、大日の交差点の下には自転車も通れる地下道があり、そこを自転車を降りないで走り抜ける人も多く、守口警察署の指導で定期的に近隣の高校で立ち番をしています。自転車でスピードを出し過ぎて歩行者の方に怪我をさせた事故は昨年もありましたし、最近もお年寄りの方の自転車とぶつかって、謝りもしないで走り去った生徒がいるというお叱りを受けました。無謀な運転や二人乗り、無灯火などには注意して指導していますが、どうしても登校指導が終わると元に戻ってしまいます。自転車マナーを守るということについて、言い続けるしかないと思います。

820  センターテスト受験者の激励会  2012年01月11日(水)
 いよいよ今週の土日(14日、15日)大学入試センター試験です。今日はセンターを受験する生徒をあつめて諸注意と激励会をしました。出願者は70人を越えていましたが、今年はAOや推薦の合格率が高く、センター受験をするために集まった生徒は50人を少し超えたぐらいです。受験料も払っているので、すでに国公立、関関同立や産近甲龍に合格しているけれど力試しで受けてみるという生徒もあります。
 センターテストはそれほど難しい問題はなく、落ち着いて解けばそれなりの点数をとることができます。放課後の自習室などで毎日勉強している生徒もたくさんいて、しっかり勉強していたので期待しています。私学ではセンターテストの点だけで合格を決めることのできる入試を実施する学校も増加しているので、ぜひともよい点をとってきてほしいと願っています。落ち着いてマークミスをしないように、あわてないようにしてください。あとセンターまで数日、風邪をひいたりしないように。
 私が大学を受けた時はまだ共通一次試験もなく、一発勝負の時代でした。現役で受けた時は過去問を何度解いても合格点に達せず、お手上げの状態でしたから案の定不合格でした。浪人して少し成績がよくなって次の年に合格しましたが、やはり合格か不合格かは心の余裕です。心に余裕があればいつもの力よりもより力が出るような気がしました。


819  3学期が始まりました  2012年01月10日(火)
 いよいよ3学期が始まりました。今日は始業式と午前中の授業です。始業式では、昨年の東日本大震災で生徒会がすぐに動いてくれて募金活動をしてくれたことにふれて、社会の動きや動向に常に注意して、自分に何ができるのかを考えてほしいということが1点。もうひとつは年が明け、気分も一新して新しい一歩を踏み出す時に、どんなことでもいいから、何か目標をつくってほしいということについて話をしました。あまり荒唐無稽な目標では達成はできませんが、少し努力すれば達成できる目標、たとえば「行事の最初に必ず歌う校歌を今年は自分ひとりだけでも大きな声で歌う」というような目標でもいいと思います。達成できれば「今年1年間やり遂げた」という達成感が得られるのではないですかという話をしました。
 その後伝達表彰、吹奏楽部は第38回大阪府アンサンブルコンテスト銀賞と31回近畿総合文化祭奨励賞、美術部は北河内ブロック美術工芸点奨励賞3名、空手道部個人表彰、ダンス部の芸文祭開会行事出場の表彰でした。2学期と冬休みの間の活動でたくさんの生徒を表彰することができました。
 最後の伝達では、生徒会から2点の連絡がありました。1点はある作業所からのお願いで、これまでプラスチック資源を集めて売ることで運営資金確保をしてきたが、震災の影響でプラスチックが集まらないので芦間高校でも協力してもらえないかということでした。使わなくなったCDやCDケースなどを寄付してほしいということです。2点目は世界には音楽教育が全くできていない国も多く、音楽の授業があっても楽器がなく、絵に描いたピアノ鍵盤などを利用しているところも多いようです。そこで小中学校で使っていて今家で眠っている楽器(リコーダー、カスタネット、ピアニカ、ハーモニカなど)を何でもいいから寄付してほしい。それを楽器のない国に贈ろうというプロジェクトに協力してほしいということでした。どれだけのものが集まるかわかりませんが、様々なことで広く外に目を向けて活動してくれることは素晴らしいことだと思います。
 生徒指導部からは昨年も盗難があったので、貴重品を自己管理する意識を高めてほしいということでした。総合学科は教室移動が多いので個人ロッカーは下足室と廊下の2か所にありますが、どうしてもロッカーを使わず机の中などに貴重品を置いたまま移動する人が多いのです。現金などの貴重品の自己管理の徹底にもう一度注意を向けてほしいと思います。


818  1月15日に最後の学校説明会をします  2012年01月06日(金)
今日は3学期初めの分掌、学年、運営委員会、職員会議を開催します。高校間の転学がこれまでよりやりやすくなって(といっても、遠いところからの転居によるもの以外は試験がありますが)転学希望者があるかもしれないと考えていましたが、希望者はないようです。転学に関わる仕事はこの学期初めはなくなりましたが、3学期はまず3年生の大学入試があり、その後高校の入試があり忙しくなります。2月16日、17日の出願から、2月23日、24日の入試、3月1日の発表まで気が抜けないので、いつも何かが胸に詰まったような気持ちになります。
中学生の方はもう私学の受検校は決まっているだろうと思います。私学専願にするのか公立はどうしようか、まだ悩んでいる人があれば一度芦間の説明会をのぞいてみてください。来週の1月15日(日)、13時30分から最後の学校説明会をします。模擬授業はありませんが、芦間高校の説明をしますのでぜひお越しください。申し込みは1月14日までに電話でお願いします。写真は12月の説明会の様子です。このホームページの右上にバナーがあります。


817  天神さんへ行ったのですが・・・・・  2012年01月04日(水)
 昨日は天満の天神さんへ初詣に行こうとして、天神さんの前まで行きましたが、境内へ入るのに入場制限をしているほどの人出で、結局天神さんには詣らずに帰ってきました。天神さんのある天満は日本一長いといわれる天神橋筋商店街で有名ですが、他にも緒方洪庵、山片蟠桃、大塩平八郎の墓があったり川端康成の生まれた場所があったりと見所の多いところです。少し東の方へ歩くと造幣局があり、かつて造幣局の応接所として建てられた泉布観は大阪では数少ない明治の洋風建築で重要文化財です。また、天満天神繁昌亭は上方落語の定席として毎日賑わっています。昨日は天神橋筋商店街も歩きましたが、天神さんへ初詣に行く人の波で歩くのが大変でした。9〜11日は天神さんより少し北にある堀川戎の十日戎で賑わいます。堀川戎神社の中の地車稲荷は社殿が地車の形をしているかわった神社ですが、それだけでなく、普通お稲荷さんのお使いはキツネなのですが、この神社の絵馬は狸が地車を引いているという珍しい絵馬です。一度行ってみてください。

816  明けましておめでとうございます  2012年01月02日(月)
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。おだやかなお正月で、年明けからごろごろしながら、テレビをみて、飲んでばかりいます。昨年は東日本大震災と原発事故、奈良や和歌山の大水害など天災+人災の多い年でしたが、今年はおだやかな年であってほしいと思います。私は今年が厄年なので、伊勢神宮とかへお参りした方がいいとか聞きましたが、正月は大きな神社は何処も人でいっぱいで、行くだけで疲れるので初詣は近所の神社にお参りしました。ゆっくり静かにお参りする方が、何となく落ち着きます。
 芦間高校は8期生が卒業します。これまでのところ入試の成績も良く、センターテストでも良い成績を残してくれるのではないかと期待しています。9期生、10期生はそれぞれ進級して2年、3年になります。11年目からの芦間を支えていってくれる学年です。2月の入試で入学してくるのが11期生、この学年で共生推進教室(ブリーズ)が全学年そろいます。今年も芦間高校をよろしくお願いします。





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