655 今年もありがとうございました 2011年03月31日(木)
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平成23年度が明日から始まります。23年度は芦間高校10周年の年にあたります。11月22日に10周年式典を守口のさつきホールで実施する予定にしていますが、フォーマルな式典はごく短くして、生徒の発表を中心とした会にしたいと思っています。23年度も「生徒が生きているなぁ」と実感できる学校をつくっていきたいと思います。よろしくお願いします。
654 東日本大震災の義援金募金活動を3日間行いました 2011年03月30日(水)
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今日私は生徒と一緒に大日駅前にいましたが、小さい子どもさんから高齢者の方に至るまでたくさんの方が足を止めてくださり、募金をしていただきました。中には10円や5円、1円のコインをたくさん集めてビニール袋に入れ、よろしくお願いしますと渡していただいた方もありました。ご協力いただいた方には大変感謝しております。どうもありがとうございました。
今回の震災は被災地が広範囲で、しかも福島県のように津波と原発事故の二重の被害を被っているところもあり、義援金の配分が難しいようです。今回の募金活動を見て思うことは、たくさんの方に協力していただいたお金を日本赤十字社へ届けた後、このお金がどの地域の支援に生きるのかはわかりませんが、ぜひとも無駄のないように、有効に被災された地域の支援に使ってもらいたいということです。
653 総合学科とは何でしょうA 2011年03月28日(月)
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652 総合学科とは何でしょう@ 2011年03月25日(金)
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1教育の特色
(1) 将来の職業選択を視野に入れた自己の進路への自覚を深めさせる学習を重視すること。このため、在学中に自己の進路への自覚を深める動機付けとなるような科目を開設するとともに、生徒の科目選択に対する助言や就職希望者・進学希望者の双方を視野に入れた進路指導などのガイダンス機能を充実すること。
(2) 生徒の個性を生かした主体的な学習を通して、学ぶことの楽しさや成就感を体験させる学習を可 能にすること。このため、教育課程の編成に当たっては幅広く選択科目を開設し、生徒の個性を生かした主体的な選択や実践的・体験的な学習を重視し、多様な能力・適性等に対応した柔軟な教育を行うことができるようにすること。
(平成5年3月22日 初等中等局長通知)
この通知によって各都道府県では総合学科が誕生しましたが、多くの場合、工業、商業、農業、水産などの専門学科をもつ高校を再編して総合学科が生まれています。その中で大阪府は少しコンセプトが違って、普通科を改編した総合学科がたくさん生まれました。芦間高校もその一つです。専門学科を再編した総合学科と普通科を再編した総合学科の間の違いをどのように位置づけるか、普通科を改編した総合学科の特色をどのように示すかというのが重要なことです。
(今日はもうすぐ出張で出るので、続きは次週にします)
651 生徒会が募金活動を始めます 2011年03月24日(木)
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今回は地震・津波被害だけでなく原発の事故が重なり、農産物や飲料水から放射性ヨウ素などが検出されて、二重の大きな被害を被っている地域もあります。原子力発電所はあらゆる災害を想定して二重三重に安全性を確保しているので絶対安全だということであったのですが、「絶対」というのはあり得ないということが今回の大津波でわかりました。想定の数倍の大きさの津波が押し寄せたようです。関西も福井県に13基の原発があり、事故がないことを望みますが、今回のような大災害に見舞われるとどうしても心配になります。ただ、ダムによる水力発電は環境破壊が大きな問題になるし、火力発電は二酸化炭素の排出が大きな問題です。太陽光・太陽熱・風力などはまだコストが高く、商業用としては無理があります。電力を何から供給すればいいのかの答えは出ていません。
650 東日本大震災から10日余り 2011年03月23日(水)
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それにしても津波というのは恐ろしいもので、10mを超える防潮堤をなぎ倒して、軽々とそれを越えてきたのですから、とても人間では太刀打ちできません。大防潮堤が役に立たなかったように書いてある記事もありますが、役に立たなかったのではなく、なければもっと甚大な被害を受けていたと考えるべきでしょう。少なくともチリ地震津波では田老の10m防潮堤は人的被害を食い止めたのですから。宮城から岩手の太平洋岸は明治29年の三陸大津波、昭和35年のチリ地震津波など常に津波の被害を受ける地域ですが、その都度立ち直ってきたように、今回もきっと立ち直れると思います。少し心配なのは、この地域ではチリ地震津波の時より、高齢者の方の割合が高くなっていることだと思います。昨夏、社会科研究会の旅行で、仙台や石巻、多賀城を訪れているだけに、説明していただいた石巻漁港の方はどうしておられるだろうと、他人ごとではない気持ちです。
649 海外語学研修出発 2011年03月22日(火)
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関空は地震の影響か、いつもより人が多く、かなり混雑していました。特に出国する外国人が多かったように思います。
アデレードは火、水、木と天気は悪そうですが、気温は18度くらいで過ごしやすい気候のようです。大阪との時差は1時間半、大阪が正午の時、アデレードは午後1時半ですから、時差ボケも少なくすぐに活動できるのではないでしょうか。
関空でのあいさつで、とにかく恥ずかしがらないで思いきりしゃべって、話す英語を身につけてきてほしいといいました。2週間以上英語漬けになるのですからきっと英語を話す力はかなり身について帰ってきてくれると思います。今年の11月には芦間高校10周年行事があるので、その時に何人かで英語によるスピーチをしてくれると嬉しいと思っています。事故や病気がなく元気に楽しい研修をしてきてくれることを祈っています。このホームページにも現地からの速報を載せています。(写真のデータを忘れたので、写真は明日掲載します)
648 新3年は学習モード 2011年03月18日(金)
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学習というのは誰かに教えてもらうものではないと思います。「待ち」の姿勢では先へ進めません。自分の力で先へ進む方法を見つけることが最良の方法です。自分に合った学習方法は自分にしかわかりません。講習やチューターは自学自習の補助だと思ってほしいのです。講習に出席しているから成績が上がるのではなく、自分学んだことを講習やチューターで確認するという順序になれば、大きな成果が上がると思います。
647 今日も合格者登校 2011年03月17日(木)
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それにしても3月だというのに寒い日が続いていて、大阪でも雪が舞っていました。緑道公園では早く咲きすぎた桜が2本満開なのですが、かなり寒そうです。大震災で被災した方々は、寒い避難所生活を送っておられるようで、何かできないか考えています。生徒たちは生徒会を中心に近隣の駅で募金活動をして、集まったお金を赤十字に送ろうという計画を立て始めています。京阪守口市や地下鉄守口で芦間高校の生徒を見たら協力してやってほしいと思います。まだ冬型の西高東低の気圧配置が続いていて、関西から東北にかけて筋状の雪雲が日本列島にかかっています。上空1500m付近では−6度の寒気が沖縄を除いたほぼ日本全域にかかっていますし、上空5000mでは−36度という寒気が東北、北海道にかかっています。この寒さはもう少し続くようです。灯油や食料を買いだめしないというのも、被災地への支援の一つです。
646 第2回新入生登校 2011年03月16日(水)
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645 終業式をしました 2011年03月15日(火)
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644 大きな地震です 2011年03月11日(金)
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3月なのに寒いし、今も霰が降りました。近くの緑道公園では満開の桜が1本あって、そのすぐ前では水仙が咲いています。サクラが咲く時期をまちがったのでしょうが、異常気象や大きな地震などちょっと不気味です。鳥や獣は地震を予知できるといわれていて、大地震や大津波の前にはすでに避難しているといわれますが、学校の付近ではスズメが普通に餌を食べていたので、この付近は安全なのでしょう(か)?
643 クラブ員大清掃 2011年03月10日(木)
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2年生は芦間の中心です。体育祭、文化祭などの行事の運営、生徒会も2年生が中心にまわります。入学した時は幼いと思った生徒たちも、1年たってかなり成長しました。芦間の屋台骨として、しっかり学校を支えてくれることだろうと思います。
3年生は入試に向かって一直線になってほしいものです。体育祭の団と文化祭の舞台は3年生が中心になりますが、あとは受験勉強に力を入れてほしいと思います。就職までは4〜5ヶ月、推薦入試まで半年、センター試験まで9ヶ月です。
年度が変わると、先生方も一部入れ替わり、新入生も入学してきます。入試で合格した新入生243人は、終業式の次の日から2日間学習のための登校です。どんな生徒が来るのか楽しみにしています。
642 卒業式 2011年03月09日(水)
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卒業間近の今年の冬はとても寒い冬でした。しかし、2月中旬の雪の降った寒い日を過ぎると、日差しが明るくなりまさに光の春とも呼べる2月がやってきました。そして、3月は風の春、寒暖をくりかえしながら、ゆっくりと、暖かい日が近づいてきているのがわかります。あなたたちも同じように、様々なことを経験しながら高校生活を送ってきました。今年の冬のように辛い日もあったかもしれません。しかし、その日を過ぎると、暖かい光と風に包まれた春がやってきます。まさに今、卒業の時を迎えて君たちの前途には光が差しています。
卒業おめでとうございます。そしてここまで育ててこられた保護者の方々、お子様の卒業おめでとうございます。また、お忙しい中、彼らを祝福するためにご参列いただいた来賓の方々まことにありがとうございます。彼ら、彼女らの成長した姿をほめてやってほしいと思います。
3年前の春の日に芦間高校へ入学してきたあなたたちは、今日同じ春の日に芦間高校を卒業してゆきます。3年間という時間は振り返ってみると、短かったのだろうと思います。しかしこの時間に、あなたたちは大きく成長しました。自分では気づかないことも多いと思いますが、周りの人たちから見るととても大人になったと感じます。大人になるというのは、落ち着いてまるくなったという意味ではありません。あなたたちはまだ17、18歳なのですから、まるくなる必要はありません。思うようにいかないときはもっと尖ってください。他人とけんかをしてもいいと思います。けんかをしても相手も自分も見えている、大人になるというのは、相手が見えるということだと思います。子どもというのは自分のことだけに関わって、他の人のことを全く見ないものです。あなたたちはこの3年間で、他の人を見て他の人と交わり、そして生きていくことを学びました。それがあなたたちの成長です。
卒業にあたって、今日は三つのことをお話ししたいと思います。私はこれまで入学式からずっと、私がこうしてお話しするたびごとに「考えてください」というお話しをしてきました。覚えていますか?「考えること」これがこれからのあなたたちに課せられた大きな仕事の一つです。「そんなこと言われなくても、考えてるよ」という人もあると思います。
本当にそうですか?では何を考えるのか。
考えることはたくさんあります。まず自分で問題を立ててみてください。例えば自分は将来看護師になりたいと思う。そのために大学への進学がきまった。そこから先、自分は何をすればよいのかを考えるのです。ただ、進学した学校で流れに身を任せるだけではだめでしょう。それが自分で立てた問題です。その問題の答えを出すために、看護師とは何か、どのような仕事なのか、本当に自分に向いているのかなどについて考えてください。その答えが出ると、あなたはただぼんやりと看護師になった人よりずっと優れた看護師になることができます。それが考えるということです。もう一つ例をあげましょう。今の社会について色々な疑問や不満などをもっている人は多いと思います。それをただ見送っているだけでは、高校で学んだことの意味がありません。その疑問について調べてください。不満があるなら、その不満の根っこはどこにあるのか、解決の方法があるのかを考えてください。あなたたちが、一つ一つものを考えるところから社会は変わっていくのです。もう亡くなられましたが、日限萬理子さんという方がおられました。彼女は今のミナミのアメリカ村や堀江の基礎をつくった人です。彼女は若い頃、今のアメリカ村の場所に立って、ただ寂れていく場所を見ていました。なぜミナミの繁華街に近いのにこんなに寂しいのかを考えました。そして、この場所におしゃれな喫茶店を作ってみようと思い立ちます。そしてすぐに行動に移しました。寂れた倉庫しかなかったところに、1969年喫茶店ループを開店します。27歳の時です。そのループというお店を拠点にして、若い人たちが集まり始めます。そして今のアメリカ村ができたのです。同じように寂れた家具問屋街であった堀江にも1998年、「ミュゼ大阪」というカフェをつくります。そこが発信基地となって今のおしゃれな街堀江が誕生したのです。一人の若い女性が「なぜ、寂れているの」「どうにかできないか」という問いを立て、考え、行動に移したことから街が変わりました。一人の力でも社会を動かすことはできるのです。それが「考える」ということです。
頭の中で考えても、まとまらないときは、文章にしてみてください。その方がまとまるかもしれません。もちろん、ずっと考えているばかりでは頭がもちません。気を抜いたり、気分転換をしたり、ぼんやりしたり、好きなことをしたりして頭を休めることも必要です。
あなたたちには、新しいものを生み出す可能性と力があります。その可能性と力を引き出すものは「考える」という行動です。「考えてください」これが私の一つめのお話しです。
二点目は、芦間高校では3年間を通じて、あなた方が互いにつながる力、自分の意見や気持ちを発信する力、わからないことを調べる力をつけるようにカリキュラムをつくってきました。それは、大学へ進学するための予備校や塾では決してつけることのできない力です。学力というのは、テストによい点を取るだけの力ではありません。もちろん進学や就職のためにはテストでよい成績を取る力も必要ですが、その力をつけるためだけに授業や行事を進めてきたのではありません。1年生ではジョブクエストを実施しました。職業を持っている人に自分でアポイントを取り、インタビューをし、その聞き取ったことをまとめて発表してもらいました。インタビューはとても難しい作業です。マニュアルどおりには進みません。その中であなたたちは、人と会話をする力をつけました。意識するしないにかかわらず、人とつながる力をつけることができたのです。2年生では論文を書いてもらいました。自分で問題を設定し、自分の力で調べ、まとめました。この作業でであなたたちがつけた力は計り知れないほど大きな力です。そして、ジョブクエストも、総学論文も発表がありました。発表することで、もう一度インタビューの様子や論文の内容をふりかえり、ことばとして発信する力を身につけたのです。芦間であなたたちが得た学びは、必ずこれから役に立つと思います。自信を持ってください。他の学校では得られなかったであろう力を知らず知らずのうちにあなたたちは身につけているのです。自分の力に自信を持つこと、これが私がお話ししたいもう一つのことです。
三点目はこれから先、あなた方全員が知的好奇心を持ってほしいということです。色々なことに興味を持ち、その興味を持ったことについてたくさん調べてほしいのです。今テレビでは池上彰さんの「よく分かるニュース解説」という番組があちこちの局で放送されています。とてもよく分かるお話しですが、よく分かるためには膨大な資料を調べたり、歴史を調べたりしなくてはなりません。そして自分の頭の中でその資料を整理しなくてはなりません。しかし、わかるととても面白いことがたくさんあります。「そうだったのか!」と思うことがたくさんあります。学ぶことは苦しいことではなく面白いことなのだ、楽しいことなのだということを知ってほしいのです。そのことを知ると、さらに新しいことを知りたいという興味がわいてきます。そこに芦間での学習が生きてくると思います。ぜひとも芦間での学習を生かして、自分の興味の枠を広げていってほしいと思います。
最後に今、あなた方はこの卒業式という晴れがましい場に座っています。しかし、この場に座るまで、あなた方は一人で生きてきたのではありません。家族や、友だちや、先生や、周りの人たちの支えで生きてきました。この場所に座るまでにお世話になった人たちのことに想いを馳せてください。そして、その人たちに「ありがとう」と言ってください。これからも、あなたたちが生きて行くにはたくさんの人の支えがあることでしょう。それを忘れないでください。これからのあなたたちの人生のなかで、山も谷もあるだろうと思います。決して良いことばかりではありません。しかし、人は人生のなかで必ず輝くときがあるのです。少し先なのか、年取ってからなのか、それはいつかはわかりません。人によって違います。しかし必ず輝くときが来ます。その輝く時を見逃さないようにしてください。ああ、自分は今輝いているのだと自覚できた人は幸せな人です。そのためには、自分をしっかり見つめてください。そして、あなた方全員がよい人生を送ることができるように、望んでいます。あかるく、楽しく、前向きに人生を歩んでください。そして、苦しいときがあればいつでも、芦間高校へ戻ってきてください。
641 あすは卒業式 2011年03月07日(月)
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今日は朝から卒業式の予行演習で、起立、礼の練習やそれぞれの所作をもう一度確認しました。最初は心もとないところがありましたが、しっかりできるようになりました。照明やマイクの音量なども確認しました。歌の練習もしました。今年の卒業の歌はいきものががりの「YELL」で、何回か練習するうちにかなり声が出るようになりました。ハモリを考えて、初めから座る席も決めてあるのだそうです。ただまだ声が小さい感じです。明日の本番は大きな声で元気よくいきたいものです。
本校では賞状等は前日に手渡すことにしているので、全国総合学科校長会表彰、大阪府教育委員会表彰、皆勤賞を渡しました。また、福祉住環境コーディネーター2級に合格した生徒があったので、合格認定証を渡しました。
3年生(7期生)もいよいよ卒業です。楽しい3年間を送ってくれたでしょうか?目標の進路は勝ち取れたでしょうか?いつまでも芦間高校を忘れないでほしいと思います。
640 第1回合格者登校 2011年03月05日(土)
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この後は、証明写真の撮影、制服の採寸、教科書や必要な物品の購入などそれぞれが順番に窓口を回っていただく作業が残っています。特に高校での新しい教科書はもって帰って、目を通しておいてください。こんな勉強を高校ではするのだということをしっかり頭に入れておいてください。次は16日(水)、17日(木)に登校日があります。これは生徒だけの登校です。合格したら、これまでの中学校での勉強をすべて忘れてしまって、約1ヶ月遊んで暮らして、4月になるとまったく中学校での学習内容を覚えていない人がよくあります。そのためにも、毎日学習を続けるという意味で、次回の登校日を設定しています。
639 軽音卒業LIVE 2011年03月04日(金)
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それにしても3年というのは早いものです。私も芦間でもう3年なのか・・・と卒業LIVEを見ながら考えていました。今年で59歳になるので、あと2年、今年入学してきた10期生の卒業を見届けることなく定年退職になります。
638 大阪が12位!? 2011年03月03日(木)
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というところで今日は学校のことから少し寄り道。昨日のニュースでイギリスのエコノミスト誌の調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニットがまとめた「世界で住みやすい都市ランキング」の12位に大阪がランクインしたということが書かれてありました。東京は18位だそうです。日本では東京と大阪だけがリストアップされているので、それ以外の都市はランキングに入っていません。判定の基準は治安、環境、文化、教育、医療サービスなど30項目を数値化したものだそうです。大阪はひったくりが多いとか、人口10万人当たりの殺人件数が多いとかいわれていますが、世界の都市の中で見ると非常に小さい数字で、日本の治安の良さがわかります。東京に比べて大名屋敷など大きな住宅区画が少なかった大阪は道も狭くごちゃごちゃとした街ですが、東京に比べて住みやすいのかもしれません。東京は他府県から来た人が多く、そういう都市は誰にでもいい顔をするステロタイプの町になってしまいます。大阪でも外からの人が多いキタの繁華街や阪急沿線は見るからにこぎれいな、しかし特徴のないステロタイプの町で、東京と似ています。そこを住みやすいと感じる人もあるようですが、わたしは何かよそゆきすぎて落ち着きません。繁華街ならミナミの方が、住宅地なら京阪や近鉄沿線の方が住みやすく感じます。阪神間でも阪急沿線より阪神沿線の方が住みやすく思います。
世界で最も住みやすい都市となったのはカナダのバンクーバー、10位までにカナダ3都市、オーストラリア4都市が入っています。3月に実施する海外語学研修で訪問するオーストラリアのアデレードは9位です。下位にはアフリカや南アジアの大都市が多く、やはり治安の悪さなどがその原因なのだと思います。
(日本の都道府県別のいろいろな事象のランキングを載せてある「とどラン」というHPはちょっと面白いので一度見てください)
637 合格発表 2011年03月02日(水)
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合格した人はおめでとうございます。3月5日(土)午前中に合格者登校で入学の準備のための説明会をもちますので、遅刻しないように保護者同伴でお越しください。芦間高校で楽しい3年間を送ってほしいと願っています。不合格の人は気持ちを切り替えてください。まだ後期入試があります。後期入試まであと2週間ほどあるので、それに向けてもう一度がんばってください。
636 入試問題漏洩!? 2011年03月01日(火)
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京大、同志社、早稲田、立教の大学入試で試験中に問題が流出して、その解答がYahoo!知恵袋に書きこまれるという事件が起きました。十分ありうることだと思っていましたが、案の定起こったという感じです。写メを撮って外部に送信して、別の誰かが投稿したのか、直接投稿したのか方法はまだ分からないようですがいずれにしても問題そのものが試験中に流出したというのは前代未聞です。携帯のキーボードは机の下や机の中に手を入れたまま、キーボードを見なくても打てる人もたくさんいるので直接送信したのではないかと思います。なぜ起きたということに関しても、専門家と呼ばれる人の論調では「どうしても入試をパスしたいからやった」「入試をパスしたいなら、こんなよくわかるカンニングはしない。愉快犯だろう」などと様々です。大学側も「そんなことをする人はいない」と高をくくっていたのではないでしょうか。少なくとも試験会場への携帯の持ち込みのチェックは徹底すべきだったと思います。
私が学生の時代は「大学粉砕」「入試粉砕」など、ヘルメットを被っての直接行動に出る場合が多かったのですが、今回のこの事件は「入試粉砕」などと叫ぶよりずっと深刻な問題を提示しています。入試の根幹にかかわる一種のテロだともいえるかもしれません。関わった人は「やったぜ!」とニヤニヤしているか、「こんな大事になるとは思わなかった」と真っ青な顔をしているか、どちらでしょうか?