502 他人の身になって 2010年06月30日(水)
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関西福祉科学大学の先生が来られて、30分ほどお話をしたときにおもしろい話をしていただきました。それは会話の相手の態度なのですが、まず二人の生徒を向かい合って座らせて、一人に何か好きなことをしゃべらせる。その時、聞く側は@やや前傾姿勢になって相手の目を見てしっかり聞く。A腕組みをして聞く。Bふんぞり返って聞く。という動作で相手の話を聞きます。どの動作が話し手にとって一番話しやすいかを試してみる体験授業なのだそうです。もちろん@が最も話しやすいと感じるそうです。それは体験してみるまでもなく答えはわかります。
次に話し手のほうがC座っている相手の後ろへまわって話す。D座っている相手の傍で立って話す。という実験をしてみるそうです。相手に後ろから喋られると、とても気持ち悪く感じる生徒が多く、立って話しをされると威圧感を感じる生徒が多いそうです。ところが、車いすを押しながら後ろから話しかけるというのは、Cにあたります。車いすに乗っている人にとっては後ろから話をされるのはとても気持ち悪いことなのかもしれません。また、病院のベッドの横で立って話すというのはDにあたります。これも病気でベッドで寝ている方や、寝たきりの方にとってはとても威圧感があるのかもしれません。
相手の身になって考えてみる。ということがこの授業でよくわかるのだそうです。もちろん車椅子を押しながら会話をしてはいけないということではないし、病院にいってベッドの横で話してはいけないということでもありません。しかし、自分の行動を相手の身になってもう一度振り返るというのは大変重要なことなのだと思います。
501 寝屋川市民会館で学校説明会がありました 2010年06月29日(火)
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必ず私が話しをするのは、@芦間高校がどこにあるか、A総合学科って何?の2点です。@については、「芦間」という校名に地名が入っていないのでわからない方も多いようです。守口市にあって地下鉄守口から5分、緑道が学校まで続いている気持ちのよい環境にある学校だという話をします。京阪守口市からも10分、とても便利なところにある学校です。Aについては、専門学科(理数科、国際教養科、英語科など)の高校は、受検のときにすでに自分の進路を決めなければなりません。例えば中学校では英語の成績がよかったので、英語科に進学した。しかし、高校へ入学してみると英語よりもっと他のことに興味をもつようになった。という人でも一度英語科へ入学すると転学することは簡単なことではありません。ところが総合学科は、1年生の間に「産業社会と人間」の授業で自分の将来像を考え、約半年かけて、2年生からの科目選択をします。英語科と同じようなカリキュラムを選択することもできるし、高校で興味を持ったことを中心にしたカリキュラムも組むことができます。自分の興味や関心、進路に応じて柔軟に対応できるのが総合学科だという話をしました。
最後に話したのは、芦間の学校行事は生徒が中心になって運営し、生徒は大変楽しんでいることと、発表したりプレゼンテーションをしたり、自分の考えや意見を述べる機会が多く、プレゼンテーションの力のある生徒が多いことなどについて話しました。伝わりましたか?
なお、パワーポイントを使った芦間高校の説明はこのホームページの一番下「バーチャル学校説明会」でご覧いただけます。こちらもぜひご覧ください。
500 明後日から期末考査 2010年06月28日(月)
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テストというものは本来、「毎日の学習」の到達度を測るものです。だからテスト前に一夜漬けの学習をする必要はないのですが、たいていの人は「毎日の学習」に不安があるもので、その不安を取り除くために一夜漬けで勉強をしてしまいます。ほとんど徹夜でテストに臨んで、結局よい点数が取れなかったということはよくあることです。朝まで一夜漬け勉強して、明け方に少しうとうとして、そのまま寝てしまって肝心のテストを休んでしまったという本末転倒の人も何人も知っています。「毎日の勉強」が重要なことがわかっていても、なかなかできないというのが人間の常ですが、「なかなかできない」を「なんとかしよう」にいつ転換できるかが高校での成績の大きな鍵になります。「毎日の学習」で覚えたことと、「一夜漬け」で覚えたことの差は、忘れる早さです。一夜漬けで覚えたものはほとんどテストが終わると忘れています。
「何のためにこんな勉強するのかわからん」「こんな勉強はなんの役に立つネン」ということをいう人もよくいます。その答えはすぐには出ません。ずっと後になってわかることです。自分の人生の中で「あの時もっと勉強しておけばよかった」と思うときが必ずあります。仕事をし始めてからまた学習を始める人が多いのも、「あの時に・・・・・」と思う人が多いからでしょう。「大学合格のための勉強」とか「テスト勉強」いう目標設定をはっきりする方がモチベーションを上げやすいので「勉強」をする人が多いのですが、この勉強は「必要ないものはしない」という勉強方法です。不必要だと思っている勉強の中に、何かもっと大事なものがあるような気がするのですが・・・・・・。
499 宮古島へ持っていった壁画 2010年06月25日(金)
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今年の4月に宮古島では、よく知られているトライアスロン大会(第26回)が開催されました。その際に本校の持参した壁画を応援用にサルカの会の方々が再度掲示していただいたようです。先日、連絡があり、この壁画が応援幕コンテストに賞を受賞したという連絡がありました。そのときの写真と賞状も送っていただきました。「ワイドー大賞 第26回全日本トライアスロン宮古島大会応援幕コンテストにおいてストロングマンに感動を与えました。よってこれを賞します」と記載してあります。廃棄にならないで、宮古島の方々に大切に保管していただいて、また日の目を見て応援部門で受賞したというのは大変光栄なことだと思います。大きなものなのに、大切に保管していただいたサルカの会の方々に感謝したいと思います。生徒たちが一生懸命作った甲斐がありました。ありがとうございます。
498 学習塾対象説明会を開催しました 2010年06月24日(木)
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一昨日は進学塾対象の説明会を開催しました。京阪沿線や大阪市内などから約30人近くの方に来ていただきました。学校の教育内容の説明、これまでの進路実績、入試の方法、そして入試で課せられる小論文の書き方について説明した後、希望される方に授業を見学していただきました。
特に小論文は100満点で、入試の総合点に非常に大きな割合を占めることや作文ではないことに注意して書くことなどを説明しました。作文はエッセイ風に表題に合わせて自分の思いや感想を縷々綴ればよいのですが、小論文は必ず明確な結論があること、またその結論を導くための論旨が一貫していることなどが重要なポイントであることなどを説明しました。入試の小論文の答案を見ていると、表題から論旨が外れている、論旨が一貫せず最初と最後で述べていることが矛盾する、ヤマをはって予め自分で考えてきた内容に無理やり持ち込もうとするなどの例が見られます。しっかりした小論文を書くためには新聞やテレビ、ネットなどから現代の社会のあり方に常に注意を払って、自分ではどのように考えるかを考えておく必要があると思います。もちろん、文章を書く練習を十分しておくことも必要です。総合学科の入試において小論文は意外に難しいし配点上も重要な位置を占めるので注意が必要です。
また昨年の3年学年主任からは今年の入試結果と、結果にいたる学校の取り組みについて説明しました。講習だけでなくチューター制度などによって今年卒業した6期生もよい結果を残してくれました。不況の影響で、たくさんの大学を受験するのがむずかしい人も多いと思います。大学で「これを勉強したい」という明確な目標をもって受験に臨んでほしいと思います。
塾の先生はかなりよく高等学校の内容についての情報を収集されておられるので、さすがに「総合学科とは何」という質問はありませんでした。総合学科の中身はかなり知られるようになって来ましたが、総合学科であっても学校によって中身はそれぞれ違っているので、学校の特徴についてはかなり詳しく、科目選択の方法や選択科目の表なども示して説明しました。
公立高校の広報活動は、特に入試については一般的なことしか話ができませんが、できるだけわかりやすく説明したつもりです。「成績が芦間につりあっている」という選び方ではなくて「学校の中身が気に入ったから芦間を受験する」という人にたくさん来てほしいと思います。帰りにアンケートをとらせていただいたのですが、本校のことをよくわかっていただいた方が多かったようでした。
497 今日は夏至です 2010年06月21日(月)
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この梅雨の天気図を見ると3回行って3回とも雨が降っていた三重県の尾鷲や、よく雨に降られた吉野の山村を思い出します。
496 庭窪中学校へ行ってきました 2010年06月18日(金)
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今日は守口市立庭窪中学校(写真、庭窪中ホームページからお借りしました)で3年生の生徒と保護者の方の前でお話をしてきました。私が芦間高校の説明をするときに必ず説明する点は@芦間高校の場所(芦間という名前からでは、どこにあるかわからない人も多いので、必ず地下鉄と京阪からの行き方を説明します。時間があれば、緑道が近くにありとてもよい環境にある学校であることを話します)、A芦間総合学科の特徴(大学進学をめざした総合学科であるという点と、自分の興味、関心、進路などに応じてたくさんの選択科目から授業を選ぶことができるというメリット)、B総合学科は自分の進路や将来像がはっきり決まっていない人が入学すると苦労するという誤解(芦間総合学科は2年生から科目選択をするので、自分の進路や将来像を1年生の間に考える時間的余裕があります。中学校で英語が得意で、高校でも英語を中心に勉強しようと思っていたが、もっとちがう新しいものに興味が移ってきた。2年生からの選択は英語に偏らない選択をしようと思う。ということが総合学科ならできるのです。)の3点です。
総合学科という学科は、まだ中学生に、中学生の保護者の方々に、中学校の先生方にしっかり認知されているといえません。できるだけわかりやすく説明に行きますので、芦間高校に声をかけてください。
495 奨学金申請入力中 2010年06月17日(木)
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このごろ奨学金の申請者がどんどん増えています。不景気ということもあるのですが、大学の入学金や授業料が高いということも大きな要因でしょう。私が大学生のときの授業料は年間12,000円でしたから月1,000円の計算です。今から考えるとうそみたいな金額です。それが徐々に値上げされ、現在は国公立大学でも年額約60万円が必要です。私学は学校によって異なりますが、安くても年間100万円は必要でしょう。また、奨学金に対する意識も変化してきています。お金がないから奨学金を受給するのではなく、親に大学へ行かせてもらわずに自分の力で大学へいくという意識になって、たくさんの人が奨学金を申請するのはいいことだと思います。しかし、日本には返還しなくてもいい奨学金はほとんどありません。学生支援機構も無利子の第1種奨学金にはなかなか採用されません。そこで多くの生徒が有利子の第2種奨学金を利用することになります。大学の数が増え、大学への進学率も上昇している今日、返還のいらない奨学金制度がぜひとも必要になってきています。高校の授業料無償化はこの4月から始まりましたが、大学の奨学金制度の整備も必要です。大学進学というのは検定料(受験代)も含めてかなりお金がかかるので、そのための準備がかなり早くから必要です。
494 総合学科をもっとアピール 2010年06月16日(水)
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総合学科も設置されて15年が過ぎ、認知度も少しずつ上がってはきていますが、まだ将来の目的がない人は受験できない学科である、普通科に比べて大学入試には適していない学科であるというような誤解が残っています。
芦間高校に限っていうならば、将来の目的がはっきり決まっていない人であっても、芦間総合学科へ入学することは何の不利もありません。1年生の間に「産業社会と人間」という科目できっちりキャリア教育に取り組むので、将来の自分像を考える時間的余裕があるため専門学科へ入学するよりいいのかもしれません。普通科に比べて入試には不利だという誤解も、選択の方法によって十分センターテストを受験できますし、現実に3年生の約40%の生徒はセンターテストに出願しています。プレゼンテーションや論文指導、面接指導なども細かくするので、AO入試などには有利に働く場合もあります。芦間の今年3月の卒業生のデータでも、4年制大学の合格者数が210、短期大学31、看護専門学校19となっており、十分入試に対応しています。
今年もまず中学校訪問をして、芦間総合学科をアピールしようと思っています。
493 懇談週間です 2010年06月15日(火)
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私立大学は受験生そのものが減少しているので、生き残り策を考えています。推薦やAO入試での合格者はすでに一般入試での合格者を上回っています。しかし、AOで入学する学生が期待はずれの場合も多く、AOの方法を見直したり,AOを廃止する大学もみられます。本校にもAOで大学に合格する生徒がいます。いわゆる筆答による入試はなくても、論文を書いたり面接を受けたり、それほど簡単ではないのですが、AOのほうが向いている生徒も多いようです。また、最近は新しい学部の新設や改組も頻繁に行われています。関大の社会安全、人間健康、外国語、近大の総合社会、立命館のスポーツ健康、京産大の総合生命科学、関学の国際などは最初からかなりたくさんの受験者があったようです。今の受験生は大学の数や学部の数が増えて、選択肢が広くなっていますが、大学で何がしたいのかをきっちり考えないといけない時代になっています。
昨日から本校では午後に懇談会を設定しています。保護者の方も交えて三者懇談を行っています。3年生はどの大学を受けるのかをもう決めなければなりません。2年生は大学で何をするのかを考えるときです。1年生は来年度からの科目選択も含めて、自分の将来を考えはじめなければなりません。
492 教育実習生の授業見学をしています 2010年06月14日(月)
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授業の上手下手は慣れることである程度解決できますが、授業に対する姿勢、生徒に向かう姿勢は慣れではなく、本人の意識です。また、授業の内容は事前の教材研究の質と量で決まります。授業に対する姿勢と、生徒に向かう姿勢はどの実習生も評価できますが、授業内容についてはもう少し準備をしてほしかった授業もありました。初めての単元を50分授業するには、準備はその倍ほどの時間が必要です。二回目からはそれほど時間は必要ではないですが、最初の授業の反省によってノートやメモを改良することも必要です。
高校の先生方が忙しくなって、だんだん教材研究に充てる時間が減ってきているのが心配です。どうも「教師は楽をしている」という思い込みがあるようなのですが、これだけ生徒が変化してきている現在、決して楽な仕事ではないのですが、あまり世の中にはわかってもらえていないようです。
491 大阪の教科書 2010年06月11日(金)
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文体が変わっているので好き嫌いがあると思いますが、町田康はなかなかおもしろい作家です。特に「告白」は明治の初めに金剛山のふもと赤坂村で起き、河内音頭にもなっている河内十人斬りを扱った小説で、殺人犯の一人城戸熊太郎の行動と心象風景を中心に全編ほとんど河内弁で書き下ろしたものです。「殺人」という重いテーマですが、文体が変わっていて、しかも会話はすべて河内弁なので、あまり重く感じないで読むことができます。おそらく南河内の河内弁の考証も綿密にできているのではないかと思います。城戸熊太郎のように頭はちゃんと考えているのだけれどことばがそれに伴わない、コミュニケーションができない人は現代にもたくさんいる、時代は明治の初めだけれど現代の状況に置き換えても読める小説です。かなり分厚い本なので、少し時間はかかりますがぜひご一読を。
490 企業訪問をしています 2010年06月09日(水)
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企業の場合はやはり面接が重要だろうと思います。社会に出るということは人と人とのコミュニケーションの場が拡大し、同年代の人以外ともコミュニケーションをとっていくこが必要になります。サービス業の場合は不特定多数のお客さんとのコミュニケーションも必要になります。その時にどれだけ他人の話をきっちり聞くことができるかという能力、どれだけわかりやすく自分のことを話せるかというプレゼンテーション能力が問われます。質問を考えて、それに対する答えを暗記してその通りしか喋れないようでは面接はとてもクリアできません。しっかり質問を聞いて、その質問を頭の中で整理して、すぐにわかりやすく答えるという力が重要です。就職を考えている人はそういう力を磨く練習をぜひともしておいてほしいと思います。私も毎年面接練習をしますが、予想していないような質問を必ず一つ挿入します。その時にその質問にどう答えるかということで、その人の話を聞く力、話す内容を頭の中でまとめる力がわかるように思います。もちろん筆答試験の勉強も必要です。就職するためには勉強はいらんと思っている人があるようですが、今企業が求めているのは、しっかりとした基礎学力があり、きっちりコミュニケーションができる人です。授業もおろそかにしないようにしてください。
489 天満天神繁盛亭に行きました 2010年06月07日(月)
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昼食後谷町線で移動して、繁盛亭には12時40分ごろに到着しました。しかし、全員がかたまって座ることはできずに、2階席も含めてばらばらに座ることになりました。私はむかしはしょっちゅう落語を聞きにいって、もうなくなった角座やABCホール、サンケイホールで米朝、春団治をはじめ、もう亡くなって今では生で聞けなくなった6代目松鶴、5代目文枝、先代の春蝶らの落語を聞きいてきました。先代の森乃福郎(笑福亭福郎)の落語も聞いたことがあります。昨日の昼席の最初は森乃石松、まだ若い人でよく知らなかったのですが、私が聞いた森乃福郎の孫弟子にあたるのだそうです。笑福亭喬若、桂団朝、マジックが入って、桂楽珍、桂枝女太で仲入り、あとは百面相露の団四郎、笑福亭三喬、桂坊枝、露の都というプログラムでした。久しぶりの落語で楽しい時間でした。私は先代の春蝶の「悋気の独楽」に出てくるような女性が好きなのですが、残念ながら昨日の演者の中にはそういう女性は出てきませんでした。有明夏夫の「大浪花諸人往来」の海坊主の源蔵親方をむかし桂枝雀師匠が演じたことがありますが、桂楽珍で再演ができるなと思いながら、豪快な落語で笑っていました。繁盛亭ができて上方落語の噺家も増えているのだそうです。また行こうとおもいます。写真は繁盛亭の前で参加者全員で撮ったのですが、一番左端に桂坊枝さんが入ってくれはりました。
488 今日は体育祭 2010年06月04日(金)
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芦間高校の行事は基本的には「生徒がつくる」ことを原則にしています。もちろん教員がアドバイスしますが企画、運営は生徒です。この体育祭も体育祭実行委員長を中心によくまとまって動いてくれました。次は秋の文化祭に向けて、文化祭実行委員の本格的な動きが始まります。楽しくするところは思い切り楽しむ、がんばって競技するところは真剣にするというメリハリの利いた大変よい体育祭だったとおもいます。文化祭もこの調子で思い出に残るものにしてほしいものです。
写真は左上黒団、右上黄団、左下赤団、右下青団、中央左紫団、中央右優勝した緑団の応援です。小さくて見にくくてすみません。
487 明日は体育祭 2010年06月03日(木)
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今日は昼から授業をカットして、予行演習と準備です。生徒は朝から校内のあちこちに団ごとに集まって応援パフォーマンスの練習をしています。明日の本番でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、あっと驚くようなものがあってほしいと期待しています。応援パフォーマンスは昨年も一昨年も見ましたが、どれも振り付けがよく似ています。もちろんそれぞれに工夫を凝らしているのはわかるのですが、決まった器の中で工夫している気がするのです。例えばサラダボウルがあってあるチームはその中にレタスと、コーンとポテトを入れて醤油風味のドレッシングをかける、あるチームはレタスと、アスパラガスとコーンとオイルサーディンを入れて、ゴマ風味のドレッシングを使うというぐらいの違いしかない気がします。あっと驚くサラダを出してくれるチームがないものか期待しているのですが、どうでしょう?
最近テレビを見ていても、すべての情報が東京発信になっているのが気になります。お笑い芸人には大阪の人間は多いのに、テレビを見ているとすべて画一化された東京のフィルターがかかって飽きてしまいます。キングコングなんかがその一番の例でしょう。大阪でマイナーな時代はとてもおもしろかったのに、東京へ行ってメジャーになるにつれてどんどんおもしろくなくなってきた。大阪の人というのは誰も考えなかったことを始めることが特徴なのですが、日本の人すべてが東京発信の同じものを見て安心している気がして何か心配なのです。
生徒の応援パフォーマンスで、何かいつもと違うものが見つけられないかなと、期待しているのですが・・・・・・。芦間の生徒ならできると思うのですが。
486 障がい者の就労について 2010年06月02日(水)
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一昨日ハローワーク門真(写真はハローワーク門真HPからお借りしました)で行われた「障がい者雇用連絡会議」に出席してきました。大阪府商工労働部、門真職安、労働基準監督署、守口、四條畷保健所、北河内各市の障がい者就労担当部署といった公的機関の担当者、北河内西、北河内東障がい者就業・生活支援センター、精神障がい者就労支援ネットワーク(JSN)といった障がい者支援の団体、そして守口、交野支援学校と芦間高校の担当者が集まりました。
大阪府からは今年の4月1日から施行されたハートフル条例について説明がありました。
大阪府は障がい者雇用の率が低く全国でも最低クラスなのですが、その率を高めるために障がい者の職業訓練の充実や、雇用企業の支援のための優遇税制、逆に雇用しない企業に対する罰則などを定めた条例です。またハローワーク門真からは障がい者雇用の現状報告がありました。大阪府は障がい者雇用そのものが少ない上に、知的障がい者の雇用が身体障がい者の雇用よりかなり少ないことも問題です。本校に今年から入学した共生推進教室の生徒たちが卒業するまでに、就労訓練や企業実習、そして就職まで対応できる体制をつくることが必要ですが、そこに至るまでのハードルはかなり高そうです。様々な機会を捉えて、公的機関、障がい者支援団体、企業などに芦間高校の名前をアピールして、芦間には「障がいはあるけれど、しっかりと就労できる生徒がいる」ことをアピールしていこうと思います。人と人のつながりの中から、生徒の就労につながるルートが見えてくるかもしれません。
485 今日から6月 2010年06月01日(火)
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今日は短縮授業で、放課後に体育祭の合同練習がありました。どの団も応援パフォーマンスのダンスの振り付けをみんなで合わすのに余念がありません。朝、8時前から毎日している練習を今日で一気に仕上げたいということなのでしょう。たぶん私は今年も応援の審査をすることになると思うので、今日の練習は見ないようにしました。体育祭本番でどんなパフォーマンスが見られるか楽しみです。
この写真を見ても、まだ長袖、紺、白のセーターや紺のベストを着ている生徒がたくさんいます。この服でダンスの練習をしたら暑いのではないかと思うのですが、どうなんでしょうか?