398 今年も終わりですね 2009年12月31日(木)
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今年一年、様々な方に芦間高校をサポートしていただき、どうもありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。
397 明日からはお休み 2009年12月28日(月)
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ところで年賀状を出す習慣は郵便はがきが誕生した明治の初めごろにさかのぼります。年始のあいさつの習慣はもっと昔からあったようですが、昔は書状やあいさつ回りであったようです。日本では今はクリスマスも盛んですが、やはり新年を祝うのは気持ちが新しくなって清々しいものです。今のように年賀はがきがお年玉付きになったのは戦後だそうです。最近はメールで年始の挨拶を済ます人が増えたり、年賀状そのものを出す人が減少してきて年賀状の総量は減少していますが、やはり今でも年賀状をいただくとうれしいものです。一年に一回だけの年賀状で音信がつながっている人もたくさんいますから。
むかし「プリントごっこ」が登場した時は簡単カラー印刷ができる画期的な商品で、私も年賀状印刷によく使いましたが、今のようにカラープリンタが普及すると、図案をスキャナで取って、細かい部分を修正するだけで、あっという間にカラー印刷ができてしまうのでプリントごっこを使うこともなくなってしまいました。もう少しがんばって年賀状を明日の朝には出してしまいたいと思います。
396 卓球部が近畿大会に出場 2009年12月25日(金)
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学校は今日から冬休みに入り、グランドではアメリカンフットボールとソフトボール部と陸上部が練習しています。教室では講習も行われていますが、やはり普段に比べると静かです。隣の守口小学校も御幸幼稚園も冬休みになったので、学校の周りからもほとんど子どもの声が聞こえてきません。久しぶりに学校の中を歩いてみました。実習棟の西側の園芸同好会が手を入れているミニ菜園では大根ができています。ちょっと細いですがもう収穫できそうです。来年度は共生推進教室で入学してくる生徒も一緒にミニ菜園を運営するのもよさそうです。
紫色の花も咲いているのですが、花の名前がよくわかりません。植物図鑑で調べようと思いますが、昼から出かけなければいけないので、ちょっと時間がありません。写真を載せますので、名前を知っている方があれば教えてください。よく見ると花一つ一つに柔らかい産毛があるかわいらしい花です。
この校長だよりのページは冬休みにせずに、できるだけ毎日更新しようと思っていますのでよろしくお願いします。
395 今日は終業式でした 2009年12月24日(木)
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2学期は色々なことがありましたが、特にインフルエンザの流行が大きな事件でした。文化祭明けに1年生の欠席が急に増加し、土日を含めて5日間の学年閉鎖を実施しました。おかげでそれ以降の罹患者の急速な増加を防ぐことができました。2年生も無事修学旅行に行くことができました。
今日の式辞では、インフルエンザを例にとって、「自己管理」という話をしました。健康面だけでなく様々な場面で自己管理が必要です。毎日の手洗い、うがいなどをきちんと励行している人はインフルエンザに罹患せずに済んだだろうと思います。毎日の勉強も同じで、健康面、学習面で自分の行動をきっちり管理してほしいと思います。先生や親に小言を言われて腹を立てる前に、自分で自分の行動を見直してほしいと思います。年が明けて最初の医療機関の診察日からは、高校生にも新型インフルエンザのワクチン接種が始まります。特に入試を控えた3年生は、熱を出さないよう健康管理、ワクチン接種をしてください。
もう一点は、来年度からの知的障がい生徒共生推進教室設置について話をしました。障がいのあるなしにかかわらず芦間の生徒としてみんな仲良く学習してほしい、特に1、2年生は来年入学してくる生徒の先輩です。学校行事や授業などの面で新入生をしっかり指導してやってほしいという話をしました。障がいのある生徒と高校生の期間に一緒に生活することは、得るところが大きいと思います。日頃の自分の行動をよく振り返って、どうすれば障がいのある人と一緒にうまくやっていけるのだろうということを考えてほしいと思います。
394 大坂図屏風のこと 2009年12月22日(火)
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今大阪城西北側のドーンセンターや日経新聞社のところに、秀吉の時代の石組みが残っていますがこの石組みは、この絵から見ると防御のためにつくられた「馬出郭」を囲む石垣であろうと考えられています。また、大阪城の北側にある極楽橋は今ではふつうの木製の橋ですが、秀吉の時代には豪華な門を持つ橋であったようです。
秀吉のつくった大坂はよく都市計画された町でした。本来低湿であった船場の地下には下水がつくられ、防御のためにつくられた東西横堀は水運の重要なルートとなり、大坂に全国の商品が集積する基礎をつくりました。秀吉時代の大阪城はもうほとんど残っていませんが、ゆっくり大阪城周辺を歩いてみるのもおもしろいと思います。
393 吹奏楽部が守口支援学校で演奏します 2009年12月21日(月)
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ところで、本校の生徒の部活動の加入率は約70%です。どこの学校でも勝ち負けがはっきりする運動部の部員が多い一方で、文化部は部員が少なく、なかなか文化部が育ちません。ところが本校は吹奏楽部以外にも軽音部、パソコン部、美術部、書道部、茶道部、放送部、ESS、ダンス部、園芸同好会など文化部の活動が盛んです。文化部が育つ学校というのが私の目標の一つです。これからももっと文化部の活動が盛んになるように、応援していきたいと思っています。
392 修学旅行後もインフルエンザは問題なし 2009年12月17日(木)
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ところで、今年の漢字は「新」に決まりました。去年の「変」や一昨年の「偽」よりいい漢字(感じ)だと思います。新型インフルエンザのように、歓迎できない「新」もあります。民主党新政権のように評価が分かれる「新」もあります。このほかに漢字検定協会のホームページではイチローの9年連続200安打の「新」記録、ウサイン=ボルトの100m9秒58というとんでもない「新」記録が挙げられています。これはどちらもすごい記録です。あまり表には出ないけれど、これらの記録を作るのには毎日の血のにじむようなトレーニングがあるのでしょう。イチローもボルトも天才ではなく、楽に流れないで、自分をコントロールしていく力を持っている人だと思います。他にも裁判員制度やエコカー減税、エコポイント制度、高速道路1000円などの「新」制度もあげられています。今年のしんどかったことは忘れて、来年に向けて新しい気持ちでやっていこうという「新しい気持ち」の「新」であってほしいものです。
391 空から日本を見てみよう 2009年12月15日(火)
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私も年に1〜2回東京へ行く機会がありますが、少しでも時間があれば必ず町を歩きます。あまり観光地ではないところをかなり歩きました。旧品川宿、本郷、深川、目黒など。そんな時間のないときは、目的地までできるだけ地下鉄よりバスを使って移動します。町を観察してみることが大変おもしろいのです。誰でも知っている観光地を点でつないで見学して、みんなが行列するグルメスポットへ行って何か食べ、リッチなホテルに泊まって、有名なお土産を買って帰るだけでは、あまりに貧困な観光旅行です。東京にかぎらずどこへ行ってもその町を歩いてみましょう。何かおもしろいものが見つかるかもしれませんし、おもしろいものを見つける力も実は大事な感性なのです。(写真は東京都庁のホームページから借用しました)
390 今日はふたご座流星群が見える? 2009年12月14日(月)
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都会の空が明るくなりすぎて、晴れていても星がほとんど見えませんが、今夜から明日の朝方「ふたご座流星群」がよく見えるようです。夕方から曇ってきたので、あまり期待できませんが、明日、明後日も見られるそうなので夜の空を見上げてみましょう。特に16日は新月なので、流星群の観測の環境としてはよいようです。ふたご座は探しやすい星座です。オリオンの三ツ星はほとんどの人が見つけることができますが、その少し上、夜8時ぐらいの東の空で見つけられます。カストルとポルックスという2つの1等星が仲良く並んでいるので探しやすいだろうと思います。そのカストル(ふたご座α星)のすぐ近くに流星群の放射点があるので、夜8時~9時ごろ東の空を注意していたら、流れ星がいくつか見られるかもしれません。一度「流れ星が降るよう」な流星群を見たいのですが、残念ながらまだその経験がありません。よく間違っている人があって、彗星も流星のように一瞬に流れ去っていくと思っている人がありますが、彗星は天空に止まって見えます。流星は一瞬のうちに流れ去るので、流れている間に願い事をすると叶うのだといわれます。ほんの一瞬なのでなかなか願い事をするのはむずかしいようです。
389 修学旅行帰着・学校説明会 2009年12月13日(日)
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今日は学校説明会です。一般入試の説明会は4階図書室で22組の保護者生徒の方々が、共生推進教室の説明会は2階会議室で17組の保護者生徒の方々の参加で行います。共生推進教室の説明会は初めてで、少し心配ですが、今説明できることはすべて説明したいと考えています。金曜日には支援学校中等部からの見学もありました。中学校には説明会の案内を送らせていただきましたが、支援学校の中等部には送っていませんでした。来年度からは忘れないように送りたいと思います。
共生推進教室説明会の最初のあいさつでは、芦間へ入学してみんなと一緒に学べてよかったと思ってくれるようにしたい、という話をしました。一般入試の説明会では、楽しく学校生活を送っている生徒が多いこと、文科系の部活動が育つ学校であること、芦間の生徒は発表やプレゼンがうまいことを少し強調して話しました。
たくさん芦間高校を受検してください。
388 修学旅行は順調 3年はセンター演習 2009年12月11日(金)
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3年生はセンター受験者を対象にしたセンター対策演習を午後に行っています。大学入試センターテストは高校の教科書をベースにした問題が中心で、決して難しい問題はありません。もちろん教科科目によって、また年度によって難易度は少しずつ異なりますが、それは仕方のないことです。私学や国公立の二次試験のように、教科書のレベルを超えた超難問や不思議な問題はありませんから、教科書を確実に理解していれば高得点が取れるはずなのです。ところがこれがなかなか難しい。やはりどうしても理解しきれていないところがあるのです。私もむかし地理や日本史を教えていたときは、必ずセンターテストを解答してみましたが、どうしても1〜2問まちがってしまいました。わかっているはずなのにまちがってしまうところが、テストの難しさなのです。
ところで、むかしのセンターテストは国公立だけのテストでしたが、最近はかなりたくさんの私立大学がセンター利用のコースをつくり始めました。私学もセンターで受験する時代になってきています。本校でもできるだけ、センター試験まで受験勉強を続けて、センターを受験して国公立や難関私学をめざすようにしていこうと考えています。進学先が早く決まると早く安心できますが、大学へ入学するときにはかなり学力が下がっています。早く決まった人はどれだけ自分の学力を落とさないで大学入学に備えるかが大切なことになります。実はこれは受験勉強より難しいことだということをわかっていない人が多いのです。本校でもAOや推薦でもうすでに進学先が決まっている人もあります。安心しないで、自分の学力を落とさないように毎日の授業を受けてほしいと思います。
387 修学旅行は快晴 2009年12月10日(木)
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12月にはいって、2学期の授業もあと1週間と少しになりました。今週の日曜日にはミニ学校説明会と共生推進教室の説明会を開催します。共生推進教室の保護者向けのチラシもできました。新入生を受け入れるに当たって、少しずつ体制が整ってきています。もちろん、来年入学してくる3名の生徒それぞれの障がいの程度などによって受け入れる体制を変えていく必要があります。誰が入学しても「芦間へ入学して、みんなと一緒に勉強ができてよかった」と思ってくれるようにしようと思っています。自立支援コースとの違いはたまがわ高等支援学校と連携して就労支援を行うことです。ただ、たまがわ高等支援本校のような就労支援体制をとることはできません。設備や教員体制の面で大きく違っているからです。だから「就労支援がメインである」と過度の期待をしていただかないようにお願いします。むしろ基本は自立支援コースと同じで、障がいのある人もない人も一緒に勉強し、一緒に成長することがメインなのだと理解してください。そのようなお話も日曜日の説明会の最初にしたいと考えています。
ところで、今大阪府の文書では「障害」という字を使わず「障がい」と書いています。「害」という字が「公害」などのようによくないイメージがあるからです。英語では障がい(もしくは「障がいのある」という形容詞)のことをhandicap、disorder、challengedと記述します。
「害」という字を使わない意味はわかりますが「障碍」と書けないものでしょうか。「碍」という字は「妨げるもの」という意味があるようですが、社会的障壁という意味に解釈できるからです。ただ「碍」という字が常用漢字にないので「障がい」と記述しているようです。
障がいのある人もない人も共に学び、社会的な障壁のない社会を創っていく一員であることを認識する「知的障碍生徒共生推進教室」でありたいと思っています。
386 修学旅行無事出発 2009年12月09日(水)
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385 テストが終わって、明日からそれぞれ 2009年12月08日(火)
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2年生は明日から修学旅行、沖縄の宮古島へ行きます。朝7時伊丹空港集合、最終日の土曜日は夜8時解散という、時間を目いっぱい使った行程です。ファームステイも2泊あります。あすは見送りに行こうと思っています。インフルエンザの生徒は2名いますが、それ以外の生徒は問題ないようです。宮古島の天気も明日は晴れ、金曜日は少し降水確率が高くなっていますが、土曜は晴れです。気温も最高気温が27度、最低気温が20度、まだまだ泳げます。晴れればきれいな色の海が広がるすばらしい島です。よい思い出をつくってきてください。
3年生はこれから受験シーズンです。もうすでに決まった生徒もいますが、センターテストを受験する生徒は今日受験票を渡します。これから受験に向かってしっかり勉強をしてください。卒業式がみんないい顔で迎えられるようにしてほしいものです。
384 大阪を歩きました 2009年12月05日(土)
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大阪の町を南北に貫く上町台地は、生駒山地と同じように西側が急傾斜で東側が緩傾斜の台地です。それで西側の斜面には天王寺七坂のほかにも地蔵坂などのかなり急な坂道があるのですが、東側はあまり急傾斜の坂がありません。しかし、細い谷が台地を削っているところが何か所もあって例えば「清水谷」「細工谷」のような地名が残っていたり、両側を谷に削られた台地の突端は「真田山」「松ヶ鼻」「筆ヶ崎」などの地名が残っています。そのような突端部は今ではビルに囲まれてよくわかりませんが、むかしは見晴らしがよく大阪夏の陣の時には陣屋が置かれたりしました。真田山は文字通り真田幸村の陣がおかれた場所です。三光神社の下には「真田の抜け穴」と呼ばれる「穴」があって、大阪城まで通じているといわれています(この抜け穴から大阪城本丸まで直線距離で約1.5km。多分通じてはいないでしょうが、当時の技術で抜け穴を作ろうとすればできない距離ではありません)。抜け穴の横には真田幸村の像もあって、真田幸村は大阪の人にとっては「反徳川家康」「アンチ中央」という意味では象徴的な人物です。天王寺の安居神社に真田幸村戦死の碑がありますが、判官びいきから「実は真田幸村は安居の森で戦死したのではなく、戦死したのは影武者であった穴山小助(真田十勇士の一人)で、幸村は豊臣秀頼を連れてこっそり薩摩へ逃げたのだ」という話も残っています。源義経がモンゴルへ逃げてチンギスハーンになったというのと同じ発想です。
ところで、久しぶりに大阪城へ行きましたが、かなり人が多く、エレベーターもかなり待たねばならない状態でした。近頃大阪も観光客が増えていることを感じます。大阪にも面白いところがあるので、ぜひともたくさんの観光客に来てほしいものです。
383 「聴く」ことが大切です 2009年12月03日(木)
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私自身は、相手の顔が見えない電話でのやり取りが最も苦手です。よく電話で何時間も話をしている人がありますが、私は電話で長くしゃべると、相手の顔が見えないのでいらいらしてくるのです。だから電話は用件のみしか話さないことが多くなりました。メールもあまり好きではありませんが、まだ自分で文章を考えることができるという点で、電話よりはましだと思っています。
顔を見て話す、相手の話を聴くということの大切さはいうまでもありませんが、自分の主張をしたいために相手の話をそこそこに聞いて、自分の話にもっていくことが生徒や保護者との最初のボタンの掛け違いになってしまいます。相手の気持ちを察して、相手の話に含まれる感情の部分をどれだけわかるかということが重要なことだと思います。
生徒の面接練習に何度か同席しましたが、何を聞かれているのか、その質問に対して自分の主張をどれだけ相手にわかるように話せるかが大事です。質問者(面接官)の気持ちを考えて誠実に話そうとしている生徒の答えはこちらにひびいてくるものです。そのためにも「聴く」ということが重要です。
382 学校協議会を開催しました 2009年12月01日(火)
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生徒は今日から期末テストです。いつもなら7時前ごろまで自習室で勉強している生徒がいるのですが、テスト期間中は5時前になると静かです。明日からのテストもよい成績が残せるように、家でしっかり勉強してください。