479 中学3年生の皆さんへ 2 2008年01月31日(木)
志望校選びをされている中学3年生の皆さんへ 第2回
昨日は、昨年の春に卒業した本校の3期生諸君のほとんどが、本校で学んでよかったと答えてくれたことを述べました。今日は、ではなぜ彼らがそんなに喜び、満足して卒業していってくれたのかをお示しします。
高校生が学校生活に満足するということは、@日々の授業がよく理解できる。Aクラス活動や体育祭・文化祭・修学旅行などの活動が楽しい。Bクラブ活動が充実している。Cその結果、自分が目指す進路希望が実現できた。の4点が、彼らの要求を満たすものであったから、結果として自分の高校生活が充実していた。芦間高校を卒業してよかったと思ってくれるのだと考えます。
そこで、まず@の日々の学習指導について述べます。
本校では学力アップと進路実現のための取り組みとして以下の5点に力を入れています。
@1.2年次の「英語」、1年次の「数学」で習熟度別少人数授業を行っています。「英語」では2クラス80人を生徒の希望により、基礎クラス、標準クラス、発展クラス3クラスに分け、1クラス約27人で授業を行っています。
A「情報」、「産業社会と人間」、「総合的な学習の時間」では1クラスに教員が2名入るティームティーチングを行っています。
Bチューター制度による徹底した個別指導を行っています。
C放課後(7限)や土曜日、長期休業中に補習・講習を実施しています。
D資格取得による単位を認定しています。
これらの5点を学習活動の基本と考え、教職員が力を入れて一生懸命取り組んでいます。
特に@、Aについては教員1名あたりの受け持ち生徒数が少ないので、その分、丁寧に指導ができています。
これが総合学科高等学校である本校の大きな特色であります。
478 中学3年生の皆さんへ 1 2008年01月30日(水)
志望校選びをされている中学3年生の皆さんへ 公立高校の志望校選びをされている中学3年生の皆さんに、芦間高校の「学校情報」をお知らせいたします。この内容は、私が昨年の秋に各中学校で開催されました「高等学校説明会」で説明したものです。量が多いので何回かに分けてここに書きます。じっくり読んで芦間高校を志望校としてご検討ください
第1回
芦間高校で昨年の春に卒業した3期生諸君に「総合学科高等学校で学んでよかったですか?」というアンケートを実施しました。その回答は @よく当てはまるが71%、Aやや当てはまるが25%、Bあまり当てはまらないが3%、Cまったく当てはまらないが1%でした。@よく当てはまるとAやや当てはまるの「肯定的な回答」をあわせると、実に96%にもなっています。つまり昨年の春に卒業した生徒諸君の96%が、芦間高校で勉強してよかった と答えてくれているのです。
次に、昨年の6月の保護者懇談会に出席された保護者の皆様にアンケート調査を実施いたしました。その質問項目で「芦間高校は雰囲気がよく、子供は学校が楽しいといっていますか」という質問に対して、@当てはまるが65%、Aやや当てはまるが29%、Bあまり当てはまらないが6%、Cまったく当てはまらないが0%でした。この場合も@当てはまるとAやや当てはまるの「肯定的な回答」をあわせると、94%の保護者の皆様が、ご自分の子供たちが「芦間高校が楽しい」と言って通学しているということを認めていただきました。
さらに同じく保護者アンケートで「芦間高校は他の高校にない特色ある教育活動に取り組んでいると思いますか?」の質問に対しても、@当てはまるが67%、Aやや当てはまるが32%、Bあまり当てはまらないが1%、Cまったく当てはまらないが0%でした。この場合も「肯定的な回答」が99%にもなり、本校の色々な教育活動についても、保護者の皆様から高いご支持をいただいています。
つまり、芦間高校では生徒諸君が喜んで学校に通っており、その様子をご覧の保護者の皆様からもご支持をいただいているのです。
志望校選びをしている中学3年生の皆さん! まずこのことをお考えください。
477 出欠管理システム 2008年01月29日(火)
いつもここに書いていますように、本校は総合学科高等学校ですので、その最大の特色は、120科目にも及ぶ選択科目を用意し、生徒諸君の1人1人の個性・興味・関心・進路希望に応じて授業を選択できるようにしていることです。例えば月曜日の1限は14科目を同時に開講しています。そしてこの時間は2年生と3年生が同時に履修しますので、授業形態が大変複雑となっています。そのためこの時間の各クラスの生徒の出欠を把握することが、従来の紙の出席簿ではとうていできませんので、パソコンを使って一括管理しています。各選択科目の担当教員が、自分が担当している生徒の出欠を入力すれば、各クラスの生徒の出欠状況が同時にまとめられるようにプログラムが組まれています。
このシステムに使用していたパソコンの耐用年数が切れたため、先日新しい機器が配当されました。ただし、旧システムに1学期以来のすべての生徒の出欠状況が保存されているため、それを確実に新システムに引き継がなければならないので、大変緊張しましたが、何とか無事新システムにも引き継がれ、円滑に稼動しています。
数年前、銀行の合併があった時、ATMが新システムにうまく対応できず、入金・出金・振込みなどの業務に支障ができ大騒ぎになりましたが、本校でもその対応も考えていましたが、うまく移行でき一安心しています。
また本校では、教職員1人に1台のパソコンを配当し、それらをネットワークでつなぎ、各種の業務をパソコンを使って処理する体制ができていますので、このような出欠の入力も何ら支障なく、日常業務として全教職員が普通に行っています。この分野においては、府立高校で最先端をいっていると思います。
476 高校最後の授業 2008年01月28日(月)
3年生諸君は明日から卒業考査に入ります。多くの高等学校では定期考査の前日は午前で授業を終了しますが、本校は日頃の授業を大切にする観点から、定期考査前日でも午後も授業をしています。さらに月曜日は7限まで正規に授業がありますので、今日は16時10分まで授業を受けています。7限に教室を見て歩きましたが、これが高校生活最後の授業になりますが、特別に意識することもなく、冷静に落ち着いていつものように授業をしていました。それぞれの生徒諸君のそれぞれの3年間、どんな青春であったか聞いてみたい気がします。
明日から2月1日まで卒業考査をします。いつも書いていますように、本校は選択科目が多いので、1日に4〜5教科の試験を実施します。最後まで力いっぱい取り組んで欲しいものです。
475 今日の学校 1月26日(土) 2008年01月26日(土)
今日も芦間高校には生徒がいっぱい登校しています。午前中はグランドではサッカー部、アメリカンフットボール部、ソフトボール部、体育館では春高バレーの予選で勝ち残っている男子バレーボール、女子バスケットボール部がそれぞれ練習に汗を流しています。また吹奏楽部が今日の午後、守口エナジーホールで開かれる「かんでんふれあいフェスタ」に出場するため、学校に集合しています。午後には、学校を会場にした「英語検定」を受けるため1,2年生が登校してきました。今回は2級、準2級、3級あわせて64人の生徒が受験します。意欲的な生徒諸君が検定試験に挑戦します。本校では「英検」のほか「数学検定」「ワープロ検定」なども積極的に受検するよう指導し、一定の合格者には単位認定をしています。また3年生用の自習室では国公立の2次テストや、これから本番をむかえる私学の一般入試に備えて勉強に励んでいる生徒もいます。当然、これらのクラブ活動や「英検」、講習、自習を指導する教職員もたくさん登校しています。
そんなこんなで、今日も学校には元気な生徒諸君と教職員の姿があちこちに溢れています。
474 3年生を送る会 2008年01月25日(金)
昨日5、6限、体育館で3年生(4期生)を送る会を開催いたしました。これは生徒会執行部が主催し、1,2年生が3年生を送り出すとともに、それに対して3年生から、今までの思いや、後輩へのメッセージを述べる行事です。かつては予餞会と言われたものです。体育館のギャラリーに、2年生の各クラスが作成した先輩へのメッセージを書いた横断幕が掲げられ、花を添えられている会場で、1,2年生と3年生が対面する形で進行されました。
プログラムは、3年生代表のメッセージ、クラブ代表のメッセージ、体育祭代表のメッセージ、がそれぞれ述べられ、同級生に対する感謝の言葉と、後輩たちへのエールがこめられた内容でした。次に3年の学年団の教員が次々に趣向を凝らして、3年生に送る言葉を述べるビデオレターが上映され、笑いと涙があちこちに渦まいていました。
続いて、文化祭代表のメッセージ、就職する生徒代表のメッセージ、進学する生徒代表のメッセージが同じく述べられました。さらに、3年生全員が起立して1,2年生に大きな声でメッセージが述べられました。そして、それに対して1,2年生から歌のプレゼントとして、「EXILE」の「道」を1、2年生が合唱しました。次に1,2年生から3年生へのメッセージがつめられた箱が送られ。最後に、4期生の代表がお礼の挨拶をしました。
3年生諸君は、各々の場面で、自分が過ごしてきた3年間の学校生活を重ね合わせ、感動に満ちた表情をしていました。
これらのプログラムはすべて生徒会執行部が中心となり、企画・運営・実行もすべて生徒たちが行いました。
われわれ教職員も、生徒たちの純粋で、素直な気持ちに溢れたメッセージを聞き、心から感動し、教師という職業を選んだ幸せをたっぷり味あわせてもらいました。
今日、私立高校に願書を出しに行かれた中学3年生のみなさん、芦間高校で私たちと一緒にこの感動を味わってみませんか!!
473 保健研究発表会 2008年01月24日(木)
昨日、第47回大阪府立高等学校保健研究発表大会が大阪府医師会館で行われました。これは、各府立高校で行われている生徒の保健委員会活動を報告をするものです。本校は昨年に引き続き2年連続で参加しました。今年の本校のテーマは「保健委員による校内美化活動〜ペットボトル分別活動を中心に〜」で、今年度保健委員会がテーマとして取り組んできた校内美化活動について、前半はごみ置き場を舞台として、ペットボトルの分別活動の取り組み状況などを寸劇で報告しました。特に従来のゴミ箱にペットボトル用の特製ゴミ箱を取り付けて工夫したことなどを寸劇で演じました。後半はパワーポイントを使って、日常の美化活動を報告しました。その中にはPTA 環境保健委員会の花植え活動や、2月に行われている保護者による卒業式前大清掃の様子も報告されました。最後はいま流行の「藤崎マーケット」のパフォーマンスで会場から大喝采をいただきました。
また今年はだいせん高等聾学校の生徒さんが参加していましたので、本校からは2年生で「手話」を履修している生徒が手話通訳をし、高い評価をいただきました。
今回の活動には1年生の保健委員も参加していましたので、来年もさらに高い目標を持って参加してくれることになりました。
472 『ゴー!ゴー!進路号!!』 2008年01月23日(水)
2年生の進路指導担当者が2年生に対して、進路ニュースを発行しています。それが『ゴー!ゴー!進路号!!』です。「受験勉強」を本格的に始める時期になった昨年の秋から『ゴー!ゴー!進路号!!』を発行しています。内容は大学受験の基礎的な知識や受験勉強のやり方など、かなり実践的な内容になっています。基本的な考え方として、「受験勉強ってどうしたらええの?」というと問いかけに対して答える形式で書かれています。
例えば質問:「苦手科目があるんやけど、ほっといたらええんかな?」に対して
答え:ほっといたらあきません。どうすればいいか聞いてまわりましょう。その科目の先生に聞いてみたり、その科目が苦手だった人にどうやって克服したか聞くのもいいでしょう。苦労して受験を乗り越え、見事、成功した先輩たちや、かつて受験を乗り越えてきた先生たちにいろいろアドバイスをもらいましょう。一人で悩むより、謙虚にまわりの人たちに聞いてみて、どんどんいい方法を取り入れよう!!
このように、ごく初歩的な内容から始まって、生徒諸君に「受験勉強」の意味や位置づけを理解させるように作られています。生徒諸君にすべてを与えず、自分で考え、努力する余地を残して、指導しています。
471 今週の予定 2008年01月22日(火)
府立学校の教職員や生徒の各種の研究会などの最後の発表会が3学期に行われますが、日程から考慮して、今週に集中して開催されます。本日は校長協会の研究発表と講演会(今注目の京都市立堀川高校の荒瀬克己校長)で大阪府教育センターにきています。私は校長会の役員もしていますので、朝から準備し、午後の研修に参加します。23日は生徒保健委員の研究発表大会で、大阪府医師会館に行きます。昨年に続き、本校の保健委員が研究発表します。25日には大阪府立人権教育研究会の講演会と研究発表が大阪市立浪速人権文化センターであります。これらの研修が終わって、2月に入ると、中旬に3年生の卒業判定、18,19日には平成20年度の入学者選抜志願書受付、25日に学力検査、26日に面接試験、3月3日に合格発表、合格者登校など新入生受け入れ準備、3月7日には卒業式、中旬には1,2年生の進級判定、3月14日には3学期終業式、月末には教職員の人事異動があり、1年で最も重要で多忙なシーズンとなります。
今日は昼休みに、大阪府教育センターの図書館のパソコンを借りて入力しました。
470 大雪の予報 2008年01月21日(月)
昨夜の天気予報では、大阪府中部の平野部で10cmの積雪があるということなので、今朝は5時に起きて登校しました。しかし北摂や生駒の山々にはうっすら雪が積もっていましたが、町には雪も積もらず、また雨もやんでいて交通機関も定刻どおり運行されていました。10年前芥川高校の教頭をしていた時、大雪が降り、通勤手段であったモノレールが不通になり、阪急電車などを乗り継いで、始業ぎりぎりに滑り込んだことがあり、天気予報の「雪」には異常に繊細になっています。教頭はそんな時こそいつもより早く登校し、始業の準備などをしなければならないので、あの日はほんとうにひやひやしました。今日はとにかくいつもより早く学校に到着し、一安心でした。土、日とセンターテストを受験した生徒諸君は、本日の午後「自己採点」をして、大手の業者にデーターの分析を依頼します。数日後にはその結果が判明し、2次の出願校の決める参考にします。一喜一憂することなく冷静に判断して欲しいと思っています。
469 6期生学年通信第9号 2008年01月20日(日)
1年生(6期生)の学年通信です。1月8日発行ですので、ここに掲載するのはすこしタイミングがずれていますが、ご容赦ください。さて、2008年はオリンピックイヤー。この年末年始に、早くもお祭りムードの北京の様子が何度もTVで放映されていましたね。しかし一方で、世界各国は成城や経済の不安、環境問題など多くの解決すべき課題を抱えています。日本もそれらと決して無縁ではありません。高校生とて、知っておくべきこと、考えていくべきことはたくさんあります。日々のニュースにもちょっと耳を傾けてみましょう。何かできることがあるかもしれませんね。そして、ともかく今は、私たちが無事に学べることのすばらしさ、大切さを改めて感じながら、新年の抱負を心に刻んで欲しいと思います。クラブも、友達も、恋も(?)、もちろん勉強も・・・! 1日1日を無為にしないでしっかり青春しなければ!!
さあ、あなたの今年1年をあなた自身でデザインしてみてください。
そのほか、「学年末、1年間の学習の評価が確定します」「そろそろ修学旅行の準備を始めます」の2本の記事も掲載されています。
ここに書きました内容は「配布プリント」に全文をアップしていますので、ご覧下さい。
468 1月19日(土)今日の学校 2008年01月19日(土)
センターテスト第1日であり、3年生諸君が事故もなく無事に受験できたのかと、2年生が学年の進学指導をしているので、学校に出てきました。おかげさまで3年生諸君のセンターテスト受験は順調に行っている様で、まず一安心です。2年生の進学指導も円滑に進んでいる様子で、こちらもOKでした。最近ここによく書くようになりましたが、本校も草創期の試行錯誤から、何を重点的にすればよいかが見えてきて、力の入れどころに精力を注ぐことができるようになって来ました。今日の2年生の指導も、まもなく3年生に進級しますが、その前に進路実現のための意識と意欲の高揚を図り、3年生になったときにエネルギー全開で目標に向かえるようにすることを目指しています。本校生徒はこのような学校の指導に素直に乗り、それに応えようと一生懸命努力します。それだからこそ、教職員も休みにもかかわらず登校し、指導に没頭しています。1年生の担任もたくさん登校し、個人指導に力を入れていました。
467 センターテスト直前説明会 2008年01月18日(金)
昨日放課後、センターテストを受験する生徒を集め、最後の注意と激励をしました。受験会場は昨年までは京都大学でしたが、本年は大阪電気通信大学になり、本校生徒にとって見れば近くでなじみのあるところなどで、少し不安が減少しています。しかし、重要なテストですので大変緊張して諸注意を受けていました。われわれ教員は、生徒諸君が落ち着いて今まで蓄積してきた力を発揮してくれることをただ祈っています。これに先立ち、昨日の6限終了後、3年生は全員グランドに集合し、卒業文集用の写真を撮影しました。こうして、3年生の卒業に向かっての色々な儀式が一つ一つ着実に進んでいます。これらの儀式を経ていくたびに、手塩にかけた3年生諸君は我々の手から少しずつ離れていきます。
466 大震災の朝 2008年01月17日(木)
今朝は気温が低く、北摂の山々には雪が積もっていました。神戸の震災があった朝、私は学校の近くに住んでいましたので登校できました。しかし出勤できない教員も多く、また校内ではたくさんの窓ガラスが割れ、破片が飛び散っていました。まず出勤できた教職員だけで緊急会議を開き、生徒の出欠を確認し、次に破損箇所の確認と後片付けをとりあえず行い、その後生徒は教室待機とし、善後策を考えましたが、結局臨時休校措置をとることになりました。当時私はまだ教諭でしたので、あの日まで学校全体の立場で物事を考えるということができていませんでしたが、あの時に「生徒の安全とは」、「授業を平穏に行うこととは」などの「あたりまえの事」をあたりまえにする事の意味を教えられました。本校は現在守口市の緊急避難所に指定されており、もし何かがあった場合、多数の守口市民の皆様を受けいれなければなりません。その心構えだけは常に待たなければならいと考えています。
465 センターテストまであと2日 2008年01月16日(水)
3年生で既に2学期に推薦入試で合格した人もいますが、これからセンターテスト、私学の一般入試、国公立の2次試験を受ける人もまだたくさんいます。これに対して、1月8日の3学期の始業式の後3年生は学年集会をもち、学年主任から既に進路が決まっている人は、これからチャレンジする人のことを考えて、冷静な行動してもらいたいとの指導がなされました。そのため今の3年生の各教室には緊張の糸がピンと張られた状態になり、大変いい雰囲気になっています。またこの様子が下級生にも及んでおり、2年生も落ち着いて今までよりも深く勉強に取り組んでいます。またクラブ活動でも2年生が主体になったため、こちらの面でも意識や意欲の向上が見られます。このように、上級生が真摯な態度で学校生活を送っているため、学校全体が大変いい雰囲気になっています。センターテストまであと2日、風邪など引かずにコンディションを整えて、全力で臨んで欲しいとひたすら願っています。
464 能動的な学習 2008年01月15日(火)
教育活動の中で、準備・本番・事後指導の3点セットによる指導が重要なことは、言うまでもありません。本校でもこの3点セットによる指導には力を入れています。1年生が去年の10月26日に京都へ校外学習に行きましたが、物見遊山の遠足ではなく、世界遺産の神社仏閣等と大学を必ず訪ね、後日レポートにまとめることを課題としていました。その成果物が今、4階の休憩コーナーに展示してあります。この社会見学では、班単位で計画を立て、実地に行動し、調査し、後日それをまとめる という一連の作業をいたしました。このような「自分で課題を設定し、資料等を蒐集し、分析を加え、まとめを作り、発表する」という自学自習の習慣をつけることが重要で、これが2年生の後半に行う「課題研究の論文作成」につながっていきます。
本校ではただ単に受動的に学習するだけではなく、能動的な学習ができるよう考えています
463 新人戦 2008年01月14日(月)
私は教諭時代には運動系クラブでは、ラグビー部の顧問を長くしていました。技術指導はできませんので、もっぱら「付き添い」と負傷した生徒を病院に搬送する係でした。ラグビーの場合、1年間に行われる公式試合は3つあります。春に行われる国体予選、秋に行われるインターハイ予選(冬の花園で行われる全国大会の予選)、そして今の時期に行われる新人大会です。国体予選・インターハイ予選はシード校が決められ、どのゾーンに入っても必ず強豪シード校チームと対戦することになります。しかし新人大会はシード校がありませんので、くじ運が良ければ相当のところまで行けます。またチームも3年生がいない、できて間もないチームですので、波に乗るといいところまで勝ち進むことができます。私が顧問をしていた頃は、今のように数校の強力な私学が必ず決勝に進むことも少なく、まだ府立高校が決勝戦まで進むことができていましたので、特にこの新人戦は気合いを入れて戦っていました。当時は大阪城のグランドがメイングランドでしたが、大阪城の堀を埋め立てて作られていたため、水はけが悪く、少し雨が降ると田圃のようになっていました。試合終了後、選手諸君はグランドの脇にある水道の冷水で体を洗っていました。本当に見ているだけでも身震いする光景でした。でも参加校が100校近くあり、試合のある日曜日には、大阪城にはラガーメンがあふれていました。今は大阪府では単独でラグビーのチームを作れる府立高校は少なくなり、まさに「冬の時代」になっています。本校も同じようにラグビー部は久しく休部になっています。それにひきかえ、野球とサッカーはますます隆盛になっています。昨日の新人戦で、本校のサッカー部も勝利しました。まさにクラブ活動の栄枯盛衰です。
462 1年生カルタ大会 2008年01月12日(土)
一昨日の1月10日午後、1年生(6期生)はクラス対抗カルタ大会を開きました。当日は2年生は「朗読会」がありましたので、ここにはカルタ大会のことを書けませんでした。そこで、本日その様子を、1年の担任に書いてもらいました。3月並みの暖かさですと言われた、1月10日(木)6限に、第1学年カルタ大会を実施しました。各クラスから2名の12人のチームを20班で、「百人一首」に取り組みました。百人一首の歌を覚えてくることが冬休みの宿題でした。どの班も楽しく、やる気満々で、「はいっ!!」の声が飛び交っていました。
クラスごとにとった枚数を集計した結果、僅差でしたが、優勝は、1年5組。なお、2人ペアのとった枚数の最高は、なんと40枚!!冬休みにがんばって覚えたようです。他にも、上の句を読み始めるや否や「はいっ!」の声。お気に入りの歌を持っているのはかっこいいですね。
2学期に計画したときは、1時間で終わるだろうか?寒くないだろうか?と色々心配していました。けれども、国語科の先生、担当の奥村先生、文化委員の生徒達、ストーブを用意してくれた1,2組の男子生徒達の準備・協力のおかげで、スムーズにそして楽しく実施できました。3学期、年の初めの行事として大成功でした。
このカルタ大会は、本校の1年生の行事として定着し、クラスの懇親と古典の勉強を兼ねて、楽しく行われています。
461 学校訪問 2008年01月11日(金)
本校は6年前に、従来にない新しい手法で学校づくりを考え、カリキュラムや行事など旧来の高等学校のやり方とは異なる方法で学校づくりを推進してきました。多彩な選択科目の開講・チューター制・HPをはじめとする積極的な広報活動・ユニークな体育祭、文化祭・教職員1人に1台のPCを与えた校内LANなど他の高等学校にない活動をしてきました。そしてそのことをこのHPで積極的に情報公開してきました。そのため全国の学校関係者が本校のHPをご覧になり、学校訪問のお申し込みをたくさんいただいております。本日は京都府の養護学校、1月15日には徳島県の総合学科高等学校、2月1日には東京都立の総合学科高等学校から見学に来られます。我々にとっては、大変光栄なことですので、喜んで対応させていただいています。逆に本校でも、模範になる他府県の学校を訪問し、少しでも生徒諸君のためになる教育活動を学ばせていただきたいと考えています。460 「宮沢賢治」朗読の時間 2008年01月10日(木)
今日の午後、2年生を対象に、プロの声優さんを招いて朗読会を開催します。本校では「学校の授業」だけではなく、本物の俳優・落語家や、社会の第一線で活躍されている弁護士・看護師・航空業・旅行業などの「その道の達人」をお招きして、生徒に本物の「芸」を見せていただいたり、プロの仕事について語っていただいています。今日は必履修科目である「現代文」で学習した、宮沢賢治の詩を「DNA計画」の岩鶴恒義さんらに朗読してもらいます。朗読していただくのは、「なめとこ山の熊」「永訣の朝」「雨にも負けず」の3作品です。5、6限に2年生6クラスが、3クラスずつに分かれて聞かせてもらいます。
本校では、このようにいわゆる教科学習だけではなく、多方面から多彩なゲストティーチャーをお招きし、生徒諸君に人生や夢を考えさせる時間を提供し、まさに「総合」的な教育活動を行っています。
459 配布プリント閲覧 2008年01月09日(水)
本校はホームページによる「学校情報の発信」を教育目標の1つとし、その内容改善・更新頻度について力を入れています。コンテンツにつきましても、多彩なものを用意し、情報提供に努めています。そのコンテンツの中に「配布プリント閲覧」があります。これは学校で生徒諸君を通じて、保護者向けに配布したプリント類が保護者の手元に届かないという「学校古来の、未来永劫の課題」を克服するために作ったコンテンツであります。
保護者の皆様にぜひお読みいただきたい文書類をここに掲載しています。ただ毎日更新するものでもありませんので、1日あたりのアクセス数は10〜20であまり高くありません。このアクセス数が少ないということは、逆に言えば本校の場合、保護者向けプリントが生徒諸君から確実に保護者に渡されているため、わざわざこのコンテンツを開いてみる必要がないということなのかもしれません。それであれば我々は大変嬉しいのです。
昨日は2年生(5期生)の学年通信「五期麦」を掲載しました。これはいつもは、私が「校長だより」に記事としてその一部を記載していましたが、今回は「五期麦」の全体が掲載されていますので、私が取り上げなかった話題も見ることができ、読みやすくなっています。ただし縮小されて掲載されていますので、画面の右下に出てきます「オレンジ色のアイコン」をクリックしていただきますと、「通常のサイズ」になります。どうぞご利用ください。
458 3学期始業式 2008年01月08日(火)
本日 1限 体育館で3学期の始業式を行いました。次のような講話をしました。新しい年を迎えましたので、今日は少し目を日本全体や地球規模に広げて、国際社会における日本の位置について考えてみましょう。
一国の経済活動の大きさを表す指標としてGDPと言うのがあります。これは一定期間内にその国の中で生産された生産物(財貨とサービス)の合計を言います。各国のGDPを見てみますと、2年前の2006年には世界全体で約40兆ドルで、その内訳では1位はアメリカで約13兆ドルで世界全体の約3割を占めています。日本は第2位で4兆8690億ドル、3位が中国で3兆4460億ドルですので、日本は世界全体の約1割を占めていました。しかし2007年にはその割合が減少し、世界全体に占める日本のGDPの比率は24年ぶりに10%を割り、9.1%に落ち込みました。これは他の国々のGDPの伸び率が日本を上回ったということで、日本の経済力が停滞していることを示します。
またこのGDPを、その国の人口で割った1人あたりの経済的な豊かさを表す、1人あたりのGDPは日本は34000ドルで世界第22位となり、第1位のルクセンブルグ(10000ドル)の3分の1しかありません。そしてノルウェー、アイスランド、アイルランド、デンマーク、スイス、スウェーデン、アメリカ、イギリス、フィンランド、オーストリア、カナダ、オーストラリアなどの国々が日本の上位にあり、日本の経済力の国際的な比重はここ10年間、年々低下しています。
もう1つ世界の中で日本の存在感を示す経済的な指標として、政府開発援助(ODA)があります。これは開発途上国に資金協力、技術協力、借款(道路・発電所・橋・港湾)などを提供するものですが、2004年の資料では、1位のアメリカが189億ドルで、日本は89億ドルで世界第2位の地位を占めていましたが、日本国内の財政収支を改善させるため、海外への援助を前年度の3割を削減したため、昨年はイギリスに抜かれ第3位に、この状態が続くと3年後にはフランス、ドイツ、オランダなどに抜かれ、第6位に転落する可能性があります。
近年は軍事力に代わり、経済援助や技術援助等のソフトパワーが、外交力の大きな要素になっていますが、その経済援助や技術援助等の縮小は、国際社会での発言力を低下させる可能性も考えられます。
この様にお金に関わる部門では、日本は世界全体に占める地位などが低下し、国際社会の中で後退しつつあるといわれています。
これだけを見れば、日本の将来はどうなるの? と思うでしょう。
しかし、世界の国々との関係は経済面だけではありません。別の視点から見れば、明るい話題があります。
イギリスのBBC放送とアメリカのメリーランド大学が世界の27国28000人を対象に調べた「最も世界に良い影響をもたらしている国はどこですか」の共同世論調査では、世界の27国28000人の人々は、日本とカナダが第1位であると答えました。ちなみに3位はEU、4位はフランス、5位がイギリスです。
また日本の外務省が2006年にアメリカで行った世論調査で、「日本は経済力に見合った重要な役割を、国際社会で果たしていると思いますか」の設問に対して、そう思うと答えたアメリカ人が実に83%にも達していました。
さらにアメリカのネット企業である「エクスペディア」が、昨年5月にヨーロッパのホテル関係者15000人を対象に行った「最も良い外国人観光客はどこの国の人ですか」との設問で、日本人が第1位に選ばれました。この調査の採点基準には、「行儀が良いか」「おしゃれか」などの項目があり、日本人はこの「行儀が良いか」「おしゃれか」で高く評価されました。
この様に海外で行われる世論調査では、日本は高い評価を得始めています。その理由として世界の27国28000人を対象に調査を実施した、BBC放送とアメリカのメリーランド大学の分析では、1,工業生産での技術力の高さ、2,アニメなどのポップカルチャーのすばらしさとそれによる世界的進出、3,海外での日本人の行儀の良さ 等をあげています。
この日本が世界から高い評価を得ている3つの理由は、どのようにして日本人の身に付いたと思いますか? これはまさに日本の学校教育が大きく貢献しているのです。例えば技術力であれば数学や化学・物理などの教科、ポップカルチャーであれば、美術や音楽などの教科学習の成果であり、さらに全体に関わって、英語を使える語学力など学校での学習の成果が出始めていると言うことです。また行儀の良さについては、クラブ活動や生活指導で培ってきたものです。
この様に日本の学校教育の果たす役割はたいへん大きな意味を持っているのです。
2学期の終業式で、自分のためではなく、他の人のためになる行動をして下さい。と言いましたが、それはそれでしっかり考えて行動して欲しいのですが、自分の夢や希望をかなえるために学校で勉強していることや、クラブ活動、クラス活動にまじめに取り組んでいくことが、結局回り回って、世界で我々の評価を高めていることにつながっているのです。
毎日の勉強や、クラブ活動、HR活動に努力することは、直接的には、自分の夢や希望を叶えるものでありますが、間接的には世界の人々から尊敬され、好感をもたれることにつながっているのだと言うことを、心と頭の片隅に入れておいて欲しいのです。
学校生活をまじめに一生懸命取り組む意義はここにもあるのです。
3学期は最も短い学期ですが、入学試験、卒業式、学年末考査など重要なことが続きます。気持ちを引き締めて過ごしてください。
参考 読売新聞 平成19年11月23日朝刊 日本経済新聞 平成19年12月28日朝刊
457 ジョブクエスト 2008年01月07日(月)
総合学科だけの特色ある科目である「産業社会と人間」で、生徒諸君に職業に関する研究をさせていることは、何度かここに書きました。本校では5期生までは、「職場体験」を実施していましたが、中学校でも既に体験してきている生徒も多く、また「職場体験」であれば体験できる職種も限定されるため、本年からは「ジョブクエスト(職業についての聞き取り調査)」という形式で行いました。その中間まとめができましたので、ご報告いたします。この形式に変更して良かった点としては、@以前には受け入れてもらいにくかった業種・職種への訪問が可能となった。例えば ウエディングプランナー、カウンセラー、テレビ局、マーシャーラー、新聞社、教育委員会、通訳、声優・・・・・などの業種・職種の方から直接お話をうかがうことができた。 A12月の期末試験後の午後に実施したことにより、時間的余裕ができた。B指導する教職員数も減らすことができた。などがあります。
次に今後検討しなければならないこととして、@マナー講座を1学期にしっかりやっておく。そのときインタビューの作法や方法も指導する。A訪問先で充実したインタビューができるよう、質問項目などの事前指導に時間をかける。B必ず知らないところに行く(身内や知己をインタビュー対象にしない)などがあげられました。
生徒諸君は今まで経験したことのない「大人の社会」に入っていくため、大変緊張して出かけましたが、聞き取りシートには満足感と充実感に溢れた報告がたくさん書かれていました。
2月7日には、このジョブクエストの生徒発表会を開き、1年生全員でその成果を共有し、自分の進路や将来を考えさせるきっかけとします。
456 PTA役員会・実行委員会 2008年01月05日(土)
今日の午後、PTA役員会・実行委員会がありました。会長のご挨拶の後議事に入り、2学期の各委員会・学年の活動報告と、3学期の活動計画などが提案されました。次に予算の収支状況が報告され、会長から未執行予算の適正な執行を要請されました。そして今回の会議のメインテーマである、卒業式に関係する活動や予算が協議され、更に来年度の役員体制を決めるための指名委員会の発足が認められました。また3月総会の議題なども検討されました。このようにPTAの活動も季節にあわせた内容で、粛々と進められています。
あさっては3学期の初めの職員会議・学年会議・分掌会議・教科会議などの諸々の打ち合わせを行い、8日に始業式を行います。
455 今日から業務開始 2008年01月04日(金)
学校は昨年の12月29日から1月3日までお休みをいただいていました。今日から業務開始です。でもまだ正月モードですので、朝の通勤電車もがらがらでした。学校も登校している生徒はクラブ活動に励んでいる生徒だけで、校舎内は閑散としています。明日はまた休業日なので、結局7日から本格始動となるのでしょう。私はたまっていた事務仕事を処理するのに時間がかかりました。校長間や大阪府教育委員会との連絡がメールで行われるため、そのチェックと処理に時間を割いています。かつては「逓送便」で行っていた連絡は、すべてメールで行われるため、これを迅速にこなせることも校長の能力として必要になっています。便利なようでそうでないときも多々あります。しかし今の世の中、コンピュータから逃れることは絶対できませんので、何とかついていこうと努力しております。
454 芦間高校の進むべき道 2008年01月03日(木)
前号で総合学科に対する生徒満足度を向上させることが、本校が第一義にしなければならないことであると述べました。今日は、それに続いて本校が目指すべき道について述べます。それは保護者の皆様の信頼を得ることです。昨年の1学期の保護者懇談会で、来校いただきました保護者の皆様に回答していただきましたアンケートで、「芦間高校は雰囲気がよく、子供さんは学校が楽しいといっていますか」の設問に対して、「あてはまる」が65%、「ややあてはまる」が29%で、両方をあわせた「肯定的意見」が94%をいただきました。これも学校としては、大変うれしい数字であり、日ごろの教育活動をある程度認めていただいていることと考えます。また「芦間高校の文化祭・体育祭などの学校行事では、子供さんが積極的に参加していますか」との設問に対して、「あてはまる」が74%、「ややあてはまる」が20%で、両方をあわせた「肯定的意見」が94%をいただきました。さらに「芦間高校は他の高校にない特色ある活動に取り組んでいますか」の設問に対しては、「あてはまる」が67%、「ややあてはまる」が32%で、これも両方をあわせた「肯定的意見」が99%のご支持をいただきました。
このように、保護者の皆様から見て、子供たちが学校が楽しく、元気で気持ちよく通学していることに対して、ご理解をいただいていることも、われわれにとっては大きな励みになります。と同時にこの状態をさらに推進していく努力をしなければならないと考えています。
今後とも、保護者の皆様からご支援・ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
453 新年のご挨拶 2008年01月01日(火)
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。さて芦間高校は守口高校と守口北高校が統合され、新しく総合学科高校として創設され、今年で7年目に入ります。創立当初は新しい理念を実現するため、数多くの取り組みをしてきましたが、その試行錯誤の結果、学校の形がある程度固まってきました。
それは生徒諸君の学校に対する満足度調査で示された数字に表されています。昨年の12月12日の読売新聞に掲載された、府教委が発表したアンケート結果では、「総合学科で学んでよかったですか」との設問に対して、「よくあてはまる」「ややあてはまる」と回答した府内11校の総合学科高校生は、86.8%でありましたが、芦間高校生は、96%となっており、この調査を行った総合学科高校で最高の数字となっています。
ここに芦間高校の進むべき道があると考えます。生徒諸君が「総合学科高校で学んでよかった」と答えてくれたということは、授業はもちろん、HR活動、部活動、文化祭・体育祭・修学旅行などの学校行事など、学校の教育活動全般にわたって、生徒諸君が満足してくれているということであると考えます。ここにわれわれ教職員が進むべき道が示されています。日々の授業の改善・HR指導・クラブ指導・進路指導など、寝食を忘れて指導に没頭する教職員とそれに答えようとひたむきに、時には涙を流しながらも、その指導についていこうとする生徒諸君との間における信頼関係、これが芦間高校の進むべき道であると考えます。
本年もこの指導方法を第一義と考え、教育活動に邁進いたします。ご支援・ご指導をよろしくお願い申し上げます。