156 ニュースポーツ 2006年11月30日(木)
本校は総合学科でありますので、1人1人の生徒の興味・関心・進路に対応できるよう120科目の選択科目を開講しています。その中に『ニュースポーツ』があります。これはバスケットボールや鉄棒、水泳といった昔からあるスポーツではなく、近年開発されたり、導入された新しいスポーツを楽しむ授業です。開講種目としては、タグラグビー、アーチェリー、フライングディスク、ゴルフ、フットサルなどがあります。今日の4限には運動場で、3年生の選択科目である『ニュースポーツA』で開講されている「フライングディスク」を楽しんでいました。先月には『ニュースポーツB』の種目であるゴルフで、近所にあるピュアゴルフ太子橋でショット練習をしていました。このように本校では他の普通科高校では体験できないような科目をたくさん用意して、生徒の興味・関心・進路に対応できるようにしています。もちろん上級学校を目指す人のために「演習」の科目も多数開講しています。そして、これらの選択科目に共通する大きな特色は、いずれも少人数で開講しているということです。少ない講座であれば6人で開講しているものもあります。この点でも本校は他の学校では受けられない教育活動を提供しています。
中学3年生のみなさん、本校はこんなに「お得」な学校であることを理解してください。
155 体育の授業 2006年11月29日(水)
本校は女子が多く、男女の比が普通科高校のようになっていません。そのため男女別の授業はほとんどありません。ただし1年生の体育実技は男女別に行っています。これは高校に入学して、高校の体育実技の方法やシステムを理解させるために男女別にしていますが、2,3年生ではすべての種目を男女混合で実施しています。今日の4限には2年1、2組の体育実技がありましたが、そのうちソフトボールの授業では男女混合でチームを作り、試合をしていました。男女それぞれが性差を意識しながらも一緒にスポーツを楽しんでいました。いいプレーには皆が拍手をし、歓声をあげ本当に楽しそうにゲームをしていました。本校では男子が少ないですが、サッカー、アメリカンフットボール、バスケット、バレー、卓球、硬式テニス、バドミントン、陸上、剣道、空手と他の学校と同じように男子生徒が活動しています。
154 学校評価 2006年11月28日(火)
昨日、大阪府教育センターで開催された「学校運営改善のための学校評価に係る実践報告会」に行ってきました。前半は高等学校課からの説明、後半には3校の実践発表がありました。その中の富田林養護学校の発表で、保護者からのアンケートで、「保護者の要望に応えていない」「進路情報が提供されていない」「教育方針がわかりにくい」などが指摘されているという報告がありました。本校について、保護者の皆様からお寄せいただいたアンケート調査で、ご要望の多かった項目は「学習内容・高校生活の様子を、懇談や授業参観などではよく知ることができない」「家庭への連絡や意思疎通を積極的にきめ細かく行っていない」などがありました。
つまり本校の場合も、保護者の皆様への「連絡・広報活動」が足らないということだと思います。本校はインターネットを利用したホームページでの広報活動には力を入れておりますが、これ以外の方法での連絡・広報活動が不十分であると、保護者の皆様からご指摘を受けているのであると思われます。
今後これの改善方法を模索しなければならないと考えています。
153 守口4中50周年記念式典 2006年11月25日(土)
守口市立第4中学校の創立50周年記念式典に行ってきました。中学校の記念式典は初めてでありましたので、少し緊張しました。高等学校の周年行事と異なる点は、市長や市教委の代表はもとより、市議会議員の方がたくさん出席されていました。また地域との関係が密接であるため、地域の各界の代表の方もたくさんおいでになっていました。来賓の総数が200人を超えるとのことでした。そんな大勢の式典でしたが、中学生の皆さんはたいへんお行儀がよく、しつけが行き届いていると思いました。各界代表の祝辞のあと、吹奏楽部が演奏をされましたが、部員の皆さんは大変緊張しながらもすばらしい演奏を披露されました。また顧問の先生と部員の関係もすばらしく、息もぴったり合っていました。この中学校の日ごろの指導が行き届いていることがよくわかりました。このように部外者が学校を訪ねたときに、そこの生徒がどのような態度をとるか、日ごろのわれわれ教職員と生徒との関係をきちっと築いておくことの重要さを教えてもらいました。
152 本校の紅葉 2006年11月24日(金)
本校のグランドの北側には25本のソメイヨシノが植えられています。春には一斉に咲き、美しい姿を見せてくれます。そこで生徒会が主催して、近隣の皆様と一緒に「花見の会」を開いています。この桜が今は紅葉し、春とはまた異なった美しさを見せています。特に体育館に近いあたりの紅葉は今がまさに真っ盛りです。春と秋に美しい姿を見せ、生徒に心の安らぎを与えようとお考えになった、守口北高校創設時の皆さんのお気持ちが、今立派にかなえられています。でも掃いても掃いても散ってくる落ち葉の清掃が、実は大変なのです。技師の皆さんに、毎朝丁寧に掃除をしていただいています。
151 校内は少し静かになってきました。 2006年11月22日(水)
2学期は文化祭・修学旅行・仕事体験・新2学区合同学校説明会・オープンスクールなど大きな行事が次々と行われましたが、先週の土曜日の第2回オープンスクールが無事終了し、2学期に学校全体として取り組む行事がほとんど終わりました。12月6日から期末試験が予定されており、来週からは「授業中考査」も始まり、クラブ活動も休止となりますので、学校は「期末試験モード」に入ってきました。また日が暮れるのも早くなってきましたので、生徒の下校も少し早くなってきています。そんなこんなで、放課後の学校は少し静かになってきました。
150 仕事体験 2006年11月21日(火)
総合学科の特色あるカリキュラムに『産業社会と人間』があります。これは現在の社会の状況を理解し、自分の今後の生き方を探求することを目的とした科目です。その指導内容の一つに「仕事体験」があります。これは自分がこれからの人生を考えて、就いてみたいと考える職業を選び、その職業を研究し実際に体験するものです。去る11月16日(木)に1年生240人全員が、自分で探し、連絡を取り、承諾をいただいた事業所に行き、そこで仕事を体験させていただきました。「仕事体験」自体は多くの生徒が中学の時にも経験したことがありますが、自分で事業所に連絡し、承諾を得る事まではしたことがないので、1年生諸君にとってはたいへん気の重い作業でした。1回で承諾を得られる場合はほとんどなく、数回電話をしてやっと許可を得る場合がほとんどです。それだけに生徒にとってみれば、しんどい事なのです。でもこの体験は何事にも代え難く、彼らにとって大変貴重な体験となります。今回の体験のまとめを現在作成中です。どのような感動をもらってきたのか楽しみにしています。本校のこの行事にご協力いただきました多くの事業所の皆様、ありがとうございました
149 課題研究 論文作成 2006年11月20日(月)
総合学科の特色ある教科として『課題研究』があります。今2年生諸君が取り組んでいます。研究テーマを設定し、参考文献を調べ、データーを集め、考察を加える。なかなか手間のかかる作業です。また知的好奇心と根気の要る作業でもあります。3学期に提出し、各クラスの優秀作品を集め、3年生の1学期に最優秀作品の発表会をします。それまでの間、2年生諸君の苦闘が続きます。われわれが卒業論文を書いたころに比べ、もっとも異なっている点はインターネットの存在です。今は何もかもインターネットで検索し、瞬時に資料を入手できます。われわれの時代は文献目録から関係のありそうな文献を抽出し、図書館で貸し出しを受け、該当する部分をコピーし、それをまとめることに相当時間がかかったのですが、今は本当に瞬間に作業ができます。ここが決定的に違います。
放課後の図書館では、本棚には目もくれず、パソコンの画面を見つめ資料を収集しているて生徒ばかりです。
この論文作成と1年生で行った仕事体験が、本校生が3年間の高校生活の中で獲得する大きな自信につながる重要な経験になるのです。
148 第2回オープンスクール 2006年11月18日(土)
本日午後2時から第2回オープンスクールを開催しました。前回と同じく前半は全体会として、生徒会長の挨拶、スライドショーによる学校行事の説明、過日全国高等学校パソコン大会で第3位に入賞したパソコン部を皮切りに各部員によるクラブ紹介・制服ファッションショー、教育課程の説明、質疑応答を体育館で行い、その後校内見学の時間をとり、中学校の生徒さんは3時から18の体験講座、8つのクラブ体験を行いました。保護者の皆様にはPTAの役員さんが保護者の立場から学校のことを話していただきました。この時期に学校に来て、説明や体験学習を受けられた中学3年生の皆さんの真剣な気持ちに応え、芦間高校を十分理解してもらえるよう、在校生諸君といっしょになって、われわれ教員も努力しました。今日来られた皆さんと、来年の4月に会えることを楽しみにしています。
今日のオープンスクールをはじめとして、本校では各種行事を生徒諸君が中心になって運営しています。そこに見られるのは芦間高校が好きで、高校生活を思い切り楽しもうとする前向きの生徒諸君の明るい意欲です。大勢の人の前でも恥ずかしがらずに、一生懸命自分たちの気持ちを伝えようとしています。3年間の高校生活で、生徒諸君はうれしそうな顔、悲しそうな顔、苦しそうな顔・・・いろいろな顔を私たちに見せてくれますが、私は今日のような、けなげな顔を見るのが大好きです。
147 音で綴る音楽史コンサート 2006年11月16日(木)
11月14日、15日、17日の昼休みに、音楽の選択科目である「音楽の世界」を選択した生徒によるコンサートを音楽室で行っています。バロック時代、古典派、ロマン派、近代・現代の4つのジャンルからその時代を代表する音楽家の作品を生徒が演奏するものです。11月14日のプログラムはバロック時代ではバッハのメヌエット、古典派ではモーツアルトのトルコ行進曲、ロマン派ではスメタナのモルダウ、近代・現代ではガーシュインの歌劇「ボギーとべス」より、11月15日にはバロック時代はバッハのG線上のアリア、古典派ではモーツアルトの「フィガロの結婚」より「恋とはどんなものかしら」、ロマン派ではブラームスのハンガリー舞曲第1番、近代・現代ではハチャトリアンのバレエ音楽「ガイーヌ」より剣の舞を、11月17日には古典派ではベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」より第2楽章、同じく古典派のベートーベン 交響曲第9番第4楽章「Joyful,Joyful」、ロマン派ではショパンのノクターン作品9の2をそれぞれ演奏します。これらはすべてこの講座を選択している生徒により運営され、総合司会も生徒が行います。このように本校では総合学科の大きな特色である、豊富な選択科目から自らの興味・関心・進路に応じた科目選択ができる利点を生かした学習活動を、積極的に展開しています。
中学3年生の皆さん、こんなことができる芦間高校に入学し、あなたもバッハを演奏してみませんか?
146 恩師からのはがき 2006年11月15日(水)
前任校が普通科総合選択制の学校であったため、大阪府の普通科総合選択制高等学校で、地理に関連した科目がどのように展開されているのかを研究し、学会誌に投稿しました。このたびそれが同誌に掲載されましたので、その抜き刷りを大学時代の恩師にお送りしたところ、激励のお返事をいただきました。その先生はもう90歳におなりになり、私が卒業後は総長になられた大先生で、学生時代は大変厳格で近寄りがたい先生でしたので、まさか直筆でお返事をいただけるとは思っていませんでした。浪人して大学に入学し、意気消沈していたときに、最初の授業でこの先生が「京大に落ちて第二志望で入学してきても、ここで心を入れ替えて一生懸命やりなさい」と言われ、しっかりやり直そうと思ったのが、昨日のことのように思い出されました。
生徒にやる気を出させる言葉をもっと勉強しなければならないと痛感しています。
145 学校説明会 2006年11月14日(火)
昨日は摂津第2中学からお招きをうけ、本校の説明に行きました。こじんまりした視聴覚教室で、保護者の皆様だけをお相手に、説明させていただきました。雰囲気も大変良く、楽しく説明をさせていただきました。今年は学区再編があり中学校の進路指導も難しくなっていますので、直接高校から話を聞く指導をされており、本校もたくさんの中学から説明会のお招きをいただいています。ただ体育館で200人、300人を相手にお話しするのはやはり少し無理があり、また本校を志望の対象にされていない生徒さんにとっては、30分間あまり興味や関心の持てない話を聞かなければならないのも少し辛いようです。色々なタイプの学校の話を聞かせてあげようとされるのですが、大事な話・難しい話・複雑な話をする場合は、人数に適正規模があると思います。
私が個人的に思うやり方は、教室ごとに各高校の担当者から話をきく「ブース形式」が、聞く方も話す方もやりやすいように思います。生徒さんは興味・関心のある高校のブースをいくつか訪ね、各ブースでは、個別相談に応じる方法や、DVDなどの映像を使う方法、講義形式など最も効果的と考える方法で説明をすればよいと思います。ただしこのやり方ですと時間がかかるという欠点もあります。これが最善の方法だといえるものが目下見つからず、中学も高校も模索しているのが現状です。
144 パソコン甲子園銅メダル獲得 2006年11月13日(月)
11月11、12日に福島県会津若松市で開催された第4回全国高等学校パソコンコンクール・デジタルコンテンツ部門で、予選を通過し本選に参加していた本校パソコン部(チーム名 芦間パソ)が、見事第3位に入賞しました。1学期から作品を作り、本選前にはデーターが消去してしまうというトラブルを乗り越え、ついにメダルを獲得できました。これは生徒の努力と、生徒を育てた顧問とのみごとなチームワークの賜物です。先週から卓球部、なぎなたの近畿大会出場に続き、芦間高校ではうれしいことが続いています。143 垂れ幕 2006年11月10日(金)
すでにご報告いたしましたように、卓球部となぎなたで近畿大会に出場できることになりましたが、今日の午後その応援と祝賀の垂れ幕を、美術の藤村教諭が作ってくれ、校舎に設置しました。これからもたくさんの垂れ幕が出せるよう、各クラブで努力してもらいたいと思います。これは今校長室で書いていますが、横では推薦入試のための面接諮問の練習をしています。緊張のためかなかなか思うように答えられなくて、苦労しています。でも芦間の教員は生徒が納得するまで指導を続けます。
142 うれしかったこと 2006年11月09日(木)
この校長便りには毎日約50〜60のアクセスをいただいています。しかしこれについてのご意見やご感想はほとんどいただいていません。しかし11月7日に1年生の保護者(お父さん)からメールをいただきました。11月5日の「孤独のマラソンランナー」で少し泣き言を書きましたので、ご心配いただき励ましの言葉を頂戴しました。どなたかがきちっと見ていただいており、かつ私のことを気にかけていただいていることを知り、大変うれしく思いました。この校長便りを書くこと自体は、私はあまり苦痛ではありませんので、これからもできるだけ毎日書き続けていきます。昨日の夕方 所要で福島区に行きましたが、前任校である大正高校の2人の男子生徒から声をかけられました。覚えていてくれたのです。昨年大正高校に車椅子の生徒が入学したのですが、その生徒の中学からの友達で、いつも一緒にいて介助をしてくれていた生徒でした。大正高校にはエレベーターがなかったので、教育委員会に何回も足を運び交渉を続け、年度末にやっと設置されたので私も感じるところが多かったのです。その生徒たちからわざわざ声をかけてくれたので大変うれしかったです。芦間でも生徒とそんな関係を作りたいと思っています。
141 ボランティア活動 2006年11月08日(水)
本校には、様々なボランティア活動に参加する生徒がいます。今回は、守口市民まつりボランティア(クリーン推進班)に参加した2名の生徒を紹介します。11月5日の守口市民まつりで会場の清掃活動に近隣他校の生徒と一緒に参加しました。参加した生徒は、「すごくやりがいを感じました」「地域の様々な人たちと交流を持てて貴重な体験になりました」「今回のようなボランティアの募集があれば是非参加したい」などの感想を持っています。また、市民まつりで本校生徒を担当された方からお礼のお電話をいただき、実行委員会からは感謝状いただきました。このように、校外でのボランティア活動は、学校内では学べない体験・感動があり、生徒が将来社会で役立つ人材に育つための重要な要素と考えています。また、生徒が地域社会に役立っていることは学校にとっても誇らしいことであります。140 AO入試、自己推薦入試 2006年11月07日(火)
本校の進路指導の特色として、AO入試、自己推薦入試等を積極的に受験することを指導しています。この入試の形態は自己推薦書・志望理由書・エントリーシート等を提出し、それに合格した受験生に対して、集団討論・発表・調査や長時間の面接をして、合否を決める入試の方法です。本校では、この入試形式で受験することを従来から薦めており、自己推薦書・エントリーシートの書き方から、集団討論、プレゼンテーションの練習までかなり深く指導しています。目下この形式の入試の最盛期を迎えており、校長室は勿論・応接室・記念室など空いている部屋を全て使って、放課後に3年の担任はもとより、多くの教員がこの指導に没頭しています。面接練習や集団討論の練習は、少ない生徒でも4回、多い生徒では9回もしている場合があります。このように生徒のためなら、学校をあげて一生懸命取り組むのが芦間高校の特色です。
139 今日も多忙でした 2006年11月06日(月)
1限 今週の打ち合わせ、2限 1年1組で最後の特別講義、3限 1年5組で数学の授業参観、4限 運営委員会、5限 会計検査、 6限 2年2組で現代文の授業参観、 7限 文書整理・授業参観の感想作成・パソコン甲子園出場作品鑑賞、8限 3年生成績会議これで1日が終わりました。今日は空白の時間が全くありませんでした。忙しかったですが、校長だからできる仕事ばかりでしたので、満足しています。
そしてうれしいお知らせです。卓球部が和歌山で開催される近畿大会に出場します。またなぎなたでも同じく姫路で開催される近畿大会に出場します。クラブ活動でも芦間っ子はがんばっています。早速垂れ幕を作ってもらいます。
138 孤独のマラソンランナー 2006年11月05日(日)
昨日、今日と久しぶりにやらなければならないこと(行かなければならない所)が無く、少し休めました。9,10,11月の3ヶ月は土曜、日曜がオープンスクール、合同説明会、中学校での学校説明会などが立て続いています。このように多忙な土日を過ごしていると、少し考えるところが出てきました。私は今年芦間高校に転勤してきましたので、昨年までのことはわかりませんが、こんなに毎週毎週広報活動に走り回っていると「これでいいのか」という疑問が湧いてきました。今年が特に新学区に変更されるために、需要が生じているのかもしれませんが、どの府立高校も同じような状況になっています。ですから、会場こそ変わりますが、いつも本校とセットになって学校説明会に呼ばれている、他の府立高校の校長と毎週のように会っています。そんな状態が続いている中で、20数年前に自切俳人(北山修)氏が作詞した「孤独のマラソンランナー」の歌詞が思い出されてきます。ただただ「わき目もふらずに、前だけを見つめて、走り続けて」いるため、「若者はふと立ち止まり、青い空を見上げて、出会った人や花を思い出してみるよ。いつまで僕は走り続けるの?」の余裕が、今はありません。
来年の3月に結果がでますので、しっかり総括をしようと思っています。
137 今日も学校説明会に行きます。 2006/11/03
平成19年度の入学者選抜から学区制度が大きく変わるため、中学校の進路指導が非常に難しい状況になっていると思われます。そのため各中学校では生徒・保護者対象の学校説明会を積極的に開催されています。その結果、総合学科の本校も各中学校から声をかけていただく機会が例年より多くなっています。そのため9月から11月の土曜、日曜はほとんど学校説明会に呼ばれています。私・教頭・広報担当で対応させていただいていますが、かなりスケジュールが厳しくなっています。そこで、来年は広報活動のあり方について再検討する必要があると考えています。今日はこれから茨田中学に出かけ、午後は啓光学園での説明会に行きます。
136 授業の感想 2006/11/02
現在「産業社会と人間」で特別講義をしています。この科目の本来の趣旨と少し離れますが、私は地理の教師ですので、年齢別人口構成や貿易収支・国民総所得などのデーターを使って、日本の現状と、国際的な位置について説明しています。そして、これらのデータの持つ意味と、学習することの意義とを結びつけて結論としています。授業後に生徒諸君に書いてもらった感想を読みますと、多くの生徒諸君が私の言わんとしたことを理解していてくれ、ほっとしています。そして何よりも校長の話をしっかり聞こうという雰囲気がひしひしと感じられ、充実した気持ちで授業に取り組んでいます。今後さらに腕を磨き、生徒諸君によく理解してもらえる授業作りに励みたいと考えています。10年ぶりの授業ですが、汗をいっぱいかいてやっています。
135 うれしい話 2006/11/01
本校で総合学科でありますので、他の学校でやっていないような授業もあります。特に「産業社会と人間」や「総合的な学習の時間」ではプレゼンテーション能力の育成や、課題研究などにも力を入れています。その成果を生かすため、生徒にAO入試や自己推薦入試に積極的にチャレンジするよう指導しています。今回、私も地理学科をAO入試で受験する生徒の指導に当たりました。そして昨日合格通知をもらいました。地理学科の入試で、フィールドワークが課せられますので、あわただしい中、生徒と一緒に自転車で淀川堤防・文六堤などをたずね、野外観察の方法を指導いたしました。その後他の2人の社会科担当の教諭と一緒に面接諮問の練習も重ねました。とにかく時間不足で十分指導できなかったですが、本人がしっかりがんばり合格を勝ち取りました。このように本校では一人ひとりの生徒に対して、きめ細かい指導をしています。今もこのような指導を受けている生徒が他にもたくさんいます。大阪府立芦間高等学校はこんな学校です。