39  寝屋川市統一公立高校説明会   2006年06月30日(金)
 6月29日(木)午後、寝屋川市民会館で開催された、寝屋川市進路指導協議会主催の寝屋川市統一公立高校説明会にお招きいただき、本校の説明をさせていただきました。会場には約200人の保護者がおられました。学校の説明よりも、まず総合学科の説明にかなりの時間をとりました。高校入試を初めて迎えられる保護者にとっては、総合学科と普通科総合選択制と普通科の違いなどは、なかなかわかりにくいと思います。ですからそのあたりを丁寧に説明させていただきました。その上で、本校では、上級学校への進学を目指す総合学科高校として、生徒と教師が一丸となって懸命に学習に取り組んでいることや、保護者アンケートで6割以上の保護者から「子どもが学校が楽しいと言っている」と認めていただいていることなどを、お話しさせていただきました。最後にこのHPもほぼ毎日更新していることを付け加え、是非とも来年の2月には出願していただくようお願いいたしました。


38  ボランティア活動  2006年06月29日(木)
 本校では福祉に関する教科を開講しており、将来の職業として福祉関係で働きたいと考えている生徒や、仕事は福祉関係ではないが、ボランティア活動をしてみたいと思っている生徒が学んでいます。その中のうち3年生の4人の生徒が、6月19日(日)寝屋川養護学校で開催された、第5回ボランティアセミナーに参加しました。
 当日は、〈障害者理解〉についての講義、レクリエーション・保護者との交流会、〈ボランティアとは?〉についての講義がありました。本校では以前から守口養護学校とは交流をしていますが、今回の寝屋川養護学校でのセミナーについては、生徒の自発的な活動でした。 後日「すばらしい高校生がこの地区にお住まいで心丈夫だという感想を保護者が持たれた」というお礼状を寝屋川養護学校校長と同校PTA会長さんから頂きました。
 本校は普通科ではなく総合学科であるので、このように多様な生徒の多様な興味・関心・進路にあわせた授業を展開しています。 そして生徒はその利点を生かして学習活動に励んでいます。 なおこの人たちは、7月13日にはすみれ乳児園でも研修に参加する予定です。


37  飛翔  2006年06月28日(水)
 過日の保護者懇談会で、保護者の皆様に書いて頂きました「学校教育自己診断(保護者対象)」の中で、記述式のご意見を頂戴致しました。その中に、3年の山中学年主任が発行している「学年通信・飛翔」を評価して下さいましたので、皆さんにご紹介させて頂きます。これは3期生の学年主任が、学校の行事などのお知らせとともに、生徒諸君に理解して欲しいことをメッセージとして記述しているものです。3期生が本校に入学して以来、継続して発行しているものです。学年の担任団の思いを生徒諸君に理解してもらいたいという気持ちで発行してきました。ここには2006.4.10発行分の一部を掲載させて頂きます。少し長文ですが、お読み頂ければ幸いです。

 「飛翔」もいよいよ最後の年になりました。僕から、君達に送るメッセージもあと10回です。伝え残すことのないように(…といっても、それはとても無理なことですが…)想うことを素直に書いていきたいと思っています。そして、みんなが大人になったとき、お菓子箱のすみからでてくるコンペイトウの様に、ふっと浮んでくる言葉やイメージになったらイイナァ…って思っています。
 2年の修学旅行前の集会で、僕は、君達に言いました。僕の仕事は「みんなを無事にオーストラリアから連れて帰ってくること」だと・・・・・ そして、3年での僕の仕事は「君達の進みたい道に進ませてあげること」です。
 3/16〜23に行なった全員面接で、君達の決意を、1人1人聞きました。多くの人が「合格」という2文字を口にしました。進む道が簡単でないことを知って誓うその言葉には、すごい重みがあります。僕もできる限り応援します。
 …僕は、君達が1年のとき「何を学ぶか」ということを言ってきました。2年では「それをどこで学ぶか」を話しました。そして、いよいよ3年「そこで学ぶため」に受験を突破せねばなりません。いつも話しているように、受験の合格がゴールではありません。「そこで学ぶために」必要な門をくぐるだけです。資格をとることがゴールではありません。「人とふれあい、人の役に立ちたい」と願う気持ちを実現できる専門的な力をつけるため、必要な門をくぐるだけです。ただ、その門は広く、開かれた門ではありません。その門を絶対に開けたい…と強く願う者、そのために惜しみなく努力してきた者、そのひたむきさ、真面目さにこたえ、開くのです。
 「そこで学ぶため」の力を持った者だけがその門の向うに行くことを許されます。それは当然のことです。より高いレベルの授業や実習を理解し、吸収し、自分のものとしていくためには、それができる力が当然必要となるからです。また、難しい課題にぶつかった時、それを越えるだけの地道な努力や、継続的な強い意志を必要とするからです。
 その門の向うに、そんな力を持った「学ぶための同志、先輩」がいます。外見からは想像できないポテンシャルをもった仲間達が、自分達がめざす門の向うにいます。ぜひとも、その門を開き、その仲間達になって下さい。
 2007年には大学進学希望者を大学の募集定員が上回る、つまり、大学全入時代が始まります。どこで学ぶかを考えなければ、大学で学ぶことは、学びたいと思う人すべてに可能です。なぜそこで学ぶのか、という強い志望動機をもってください。君達の方が、必要とする学びの場を選ぶ時代になってきているのです。
 ただ・・・・・レベルの高いところには、それだけのものはあります。そのことだけは忘れないで下さい。
さて、・・・・・・・そのための勉強・・・・・受験勉強は孤独なものです。時に、くじけそうになり、頑張らなければと思いながらも、思うようにいかない焦りにつぶれそうになったりします。そんな時、同じ時を過ごしている芦間の仲間達を思ってほしいのです。連帯感。
 だから、春休みの講習の最初に、みんなに応援のエールを送ったのです。フレー、フレー、みんな!


36  合同説明会  2006年06月27日(火)
 6月26日(月)午後 来年度の入学者選抜から第4学区と第3学区が統合され、新第2学区になります。この学区制度の改編にあたって、第3学区内にある中学の先生方に第4学区内にある19の府立高等学校の、合同説明会を寝屋川高校で開きました。会場は3つに分けられ、京阪沿線にある12の府立高校とJR学研都市沿線にある7の府立高校の2グループに分け全体説明をし、さらに各校が5教室に分かれてブース形式で個別説明を行いました。
 私は京阪沿線校の全体会の責任者でありましたので、12の府立高校の学校説明を聞きました。各校とも学校の特色や生徒の様子を熱心に説明し、1人でも多く、志願者を集めようと必死になっている様子がよくわかりました。府立高校も今や受験生に選択される状況になり、如何にして生徒・保護者から信頼され、志願者を集められるかに知恵をしぼり、実践に励んでいます。
 本校も他校に負けないくらい一生懸命努力しています。このHPをご覧になっている中学3年生とその保護者の皆さん、本校は皆さんの夢や希望を叶えることを第一番の使命と考え、努力している学校です。一人でも多くの人が受験していただくようお願いいたします。


35  同窓会総会  2006年06月26日(月)
 6月25日(日)午後2時から本校の同窓会第2回総会が開催され、1期生、2期生、あわせて50名の卒業生が参加されました。2005年度の決算報告・事業報告、2006年度の予算・事業計画などが承認されました。そして同窓会の名称が「咲友会」(しょうゆうかい) と決定されました。これで、名実ともに立派な同窓会として、船出しました。一つ一つ芦間の基礎が作られていく事を感じることができました。そしてまた、女性会員が非常に多いので、たいへん華やいだ総会でした。総会後は本校食堂で懇親会が開かれました。


34  今後の予定  2006年06月25日(日)
 本校は学校が休みの日でもいろいろな活動を行っています。これからの予定の一部をお知らせします。
 7月1日(土)午前10時30分 1年生保護者集会(1年生の保護者の皆様、学校にお越しください)、同午後2時PTAスポーツ大会(今年は卓球です)
 7月8日(土)午前8時 芦間カップ(本校男子バスケットボール部が主催する近隣の中学校の対抗戦。八雲、守口第二、錦、庭窪、梶、友渕、門真第七、菫中学が参加されます)、同日午後2時 3年生保護者集会(3年生の保護者の皆様、学校にお越しください)
 7月21日(金)〜8月10日(木)進学講習(3年生諸君、奮って参加しましょう)
 7月21日(金)〜8月3日(木)1年生夏期講習(1年生諸君、しっかり勉強しましょう)
 7月31日(月)〜8月3日(木)、8月7日(月)〜同10日(木)福祉体験学習(3年生がデイサービスセンターで体験学習をします)
 8月3日(木)、4日(金)松下記念病院見学実習 などです。
 この他にも計画中の行事もありますので、追って掲載させて頂きます。


33  薬物乱用防止教育  2006年06月23日(金)
 昨日(6月22日)2年生の薬物乱用防止教育を体育館で開きました。まず四条畷保健所の技師さんに、医学的な面から見た、覚醒剤などの薬物の危険性を説明した頂きました。次に酒井美紀さん(10年前に秀逸の高校生ドラマ「白線流し」で主演されました)が案内役をするビデオを見ました。最後に大阪府警察本部守口少年サポートセンターの方から、薬物使用に関する刑法について講義をしていただきました。
 生徒は大変お行儀よく聞いていました。5月の人権映画鑑賞会では、少し鑑賞態度の悪い生徒がいて私が注意をしましたが、今回はそんなこともなく大変良好でした。本校の生徒は、少し注意を喚起すれば、意味を理解し、節度のある行動をとってくれます。
 話はそれますが、開会前に大阪府警察本部守口少年サポートセンターの方とお話をしていましたら、私の前任校の話になり、最近大正高校が非常によくなってきたそうですねと言われ、大変うれしくなりました。大正高校で必死になって努力してきたことが、こんなところで理解していただけたことに、感激しました。


32  保護者アンケート2  2006年06月22日(木)
 昨日に続き保護者アンケートの集計結果について書かせてもらいます。「芦間高校に期待する指導で最も重要であるとお考えのものを選んでください。 @学習指導、A部活動、B生徒指導 C心の教育」の質問に対し、@学習指導が52%、A部活動が5%、B生徒指導が19%、C心の教育が24%となっていました。このことから考えますと、保護者の皆様のご要望は「学習指導」が他の項目より断然多く、本校が保護者の皆様から期待されているものが非常に明確になりました。今回のアンケートで、本校が目指すべき重要な方向を示唆していただいたと考えます。このことを確認できたことが、大きな収穫の一つです。
 その他の項目につきましても検討し、職員会議で議論をさせていただきます。ご協力いただきました皆様ありがとうございました。


31  保護者アンケート1  2006年06月21日(水)
 過日行いました保護者懇談の際、保護者の皆様の本校に対するご意見などをお聞かせいただきました「学校教育自己診断(保護者対象)」(保護者アンケート)の集計が終わりました。総数で240名の皆様から回答をいただきました。
 「よい評価」を頂いた項目としては、「文化祭・体育祭などの学校行事に、子どもは積極的に参加している」が最も高く評価して頂いた項目で、70%の支持率を頂きました。以下、「他の高校にない特色ある教育活動に取り組んでいる」→63%、「雰囲気が良く、子どもは学校が楽しいと言っている」→62%、「ホームページなどを通した情報提供に努力している」→49%の順になっています。
 逆に評価が低かった項目としては、「学習内容・高校生活の様子を懇談や授業参観でよく知ることができる」→20%、「家庭への連絡や意思疎通を積極的に、きめ細かく行っている」→19%、「テストの得点だけではなく、いろいろな面から、成績評価を行っている。」→14% となっています。
 よい評価を頂きました項目につきましては、我々が力を入れている事項でもありましたので、素直に喜んでおります。逆に評価が低かった項目につきましては、今後真摯に検討し、実施できるものから改善していきたいと考えています。
 今回のアンケートは非常に重要でありますので、次回にも書かせていただきます。


30  4期生学習クラブ  2006年06月20日(火)
 7月3日から期末考査が始まります。「期末考査の勉強をしなくてはいけないのに、まだスタートできていない人」「勉強をしようと思っているのに、ついつい他のことをしてしまう人」「家では誘惑が多くて、勉強する気になれない人」「机に向かっているが、今ひとつ集中できない人」 このままではいけないと思うなら 土曜日に学校に来て勉強しませんか? 6月17日(土)午前9時〜午後3時には308教室・309教室、6月24日(土)には3階の全ての教室を学習の場として開放します。
 こんなメッセージを2年生(4期生)の担任団が生徒に出しました。休業日に教室を学習用に開放することは、既に他のいわゆる「エルハイスクール」で実施されていますが、これらはある種「施策」として、学校が生徒に利用するように指導する形で始まった場合があります。しかし芦間では、そうではなく 、学校で試験勉強がしたいと申し出た生徒に対して、土曜日に出てきて教室を開放することで応えた担任団。ここに芦間の「心意気」を感じていただければ幸いです。


29  さまざまなプリント  2006年06月19日(月)
 学校では生徒に何かを伝える手段として、プリントが多用されます。例えば本日1年生に配布されたプリントに、GOKIMUGI(五期麦)があります。これは、本校に今年入学した1年生(五期生)の担任団が発行している学年通信です。これには「個人懇談を終えて!」として、入学して2ヶ月がたち、学校にどのように適応しているか、生徒のタイプ別に激励の文章が綴られています。また「科目選択」では、本校の特色である2年生からの科目選択について、大切なポイントが丁寧に記されています。更に「ちょっと確認!」では、服装・遅刻・朝食などの生活指導に関する記事が細かに書かれています。最後に「気づいてる?あと2週間で期末考査ですよ!」で締めくくられています。 このように学校では、生徒諸君一人一人にしっかり理解して欲しい事柄はプリントにして配布します。この教師の気持ちを、生徒諸君は是非とも理解してください。
 これも学校の中の「不易」の部分です。そしてまた、このようなプリントが必ず飛行機になって通路に落ちているのも、「生徒の不易」なのかもしれませんが、生徒諸君は、この学校の思いを理解し、飛行機にしないで、必ず家に持ち帰ってください。


28  土曜日の学校   2006年06月17日(土)
 今日は土曜日ですが、学校にはたくさんの生徒が来ています。クラブ活動でがんばっている生徒、補習・講習でがんばっている生徒、チューター指導を受けるために登校している生徒。この情景は本校の土曜日には普通の情景となっています。この他今日は、模擬テストを受けるためにたくさんの生徒が登校しています。また懇談会も続けていますので、保護者の方も来校されています。
 このように本校では、生徒諸君の活動が非常に活発でなので、たいへん生き生きとした学校になっています。もちろん教職員も登校して生徒諸君と一緒にがんばっています。
 午後にはアメリカンフットボール部が、私の前任校である大正高校と練習試合をしました。大正高校では、クラブに入る生徒があまり多くないため、アメリカンフットボール部も部員不足で休止状態であったのですが、私と一緒に大正高校に赴任した中川教諭の奮闘でクラブとして復活できたのでした。練習を積んできて試合に何とか出ることができる状態になったのですが、ユニホームが揃わないため、公式試合には出場できない事態になっていました。そこで同窓会にお願いして援助をいただき、この春から試合に出場できるようになったのです。それだけに今日、芦間と練習試合ができたことに大変感激しています。
 試合は芦間に大差で負けましたが、私にとっては大変うれしい一日でした。


27  たくさんのお客様  2006年06月16日(金)
 今日はたくさんのお客様をお迎えしました。まず、本校生が語学研修でお世話になっています、ニュージーランドのHillmorton High SchoolのJorn Flyvbjeg先生がご挨拶においでになりました。同校には3月に本校生が滞在し、語学研修を受けてきました。その生徒たちと記念室で歓談していただきました。最後に生徒たちが京都に行かれる先生を、京阪守口市駅までお見送り致しました。
 次に午前に枚方市立中宮中学校の生徒さんが学校見学に来られ、説明・授業見学・施設見学の後、食堂で昼食を食べて行かれました。中学には食堂がありませんので、この「食堂体験」が中学生の皆さんには好評です。
 さらに午後には門真市立第二中学校の生徒さんが学校見学に来られました。本校ではこのような学校見学は大歓迎でございますので、いつでもご遠慮なくお申し出ください。また出前の説明会もいつでもさせていただきますので、ご相談ください。
 なお私は午後、守口市立庭窪中学校の進路シンポジュウムに招かれ、体育館で高校生活について少しお話をし、学校の説明をしてきました。
 さらに放課後には視聴覚教室で国語科主催の「漢字検定」を実施し、2級に32人、準2級に49人、3級に29人、4級に3人計113人の生徒諸君がチャレンジしました。
 このように本校では生徒諸君の意識や意欲を向上させる各種の活動を、積極的に実施しております。
 また本日も保護者懇談をさせていただいています。この間ご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。


26  PTA協議会総会  2006年06月15日(木)
 6月14日(水)午前中近隣の中学校を訪問し、午後は平成18年度の大阪府高等学校安全互助会・同PTA協議会総会にPTA会長さんとともに出席しました。大阪府高等学校長協会長の木村校長(池田高校)の祝辞の中で、「学校が旧来の求心力を失った今こそ、新しい意図的な取り組みをPTAとともに始め、生徒・保護者・地域の信頼を得ていかなければならない」と述べられたことに感銘を受け、と同時に本校の進もうとしている方向に誤りがないことを確認しました。
 その後平成16年度から校長会の代表として勤めていました、大阪府教職員互助組合の理事を今年度任期満了で退任いたしましたので、そのご挨拶に行きました。学校と教育委員会以外の皆さんと一緒に仕事をさせていただき、視野と人脈が広がり、得るものが多い2年間でした。
 夜7時から、東梅田教会で開かれているに落語会に行きました。これは私が「追っかけ」をしています桂出丸さんの落語会で、月に1度開かれています。前座の若手噺家さんの出演後出丸さんが出てきましたが、「お稽古不足で枕だけで下がります」と言って早々に下りてしまったので、おかしいなと思っていましたら、突然、プログラムには無かった笑福亭鶴瓶さんが出てきて、東京で開かれる「六人の会」で口演する新作のお稽古をさせて欲しいと言うことで、飛び入り参加されました。鶴瓶さんの落語会のチケットはいつも2時間でソルドアウトになるくらい人気があり、なかなか入手できないので、大変得をしました。
 その帰りに、梅田の寿司屋に「鰯のからまぶし」寿司が売っているのを発見し、買って帰りました。この「鰯のからまぶし」は「親子酒」という落語に出てくるのですが、今まで一回も見たことが無かったので、いったいどんなものかとこの30年間ずっと思い続けてきたものです。それを偶然発見し、これまた大喜びしました。昨日は自分にとって、大変有意義な一日でした。


25  保護者懇談会  2006年06月14日(水)
 12日(月)から保護者懇談会をしています。今までに15回担任をしてきましたので、保護者懇談会には相当な思いがあります。うれしい話のできる人、辛い話をしなければならない人、悲喜こもごもの 15回でした。本当にうらやましいほど親子関係ができている親子、突然親子喧嘩を始め、叩き合いになってしまった親子、両親にお祖父さんお祖母さんまで一緒に来られた家族、予定の時間を過ぎてもなかなか腰を上げていただけず、次の方にご迷惑をおかけしたこと、事情がありお姉さんのご主人(義兄)が代わりに来ていただいたこともありました。そんなことを思い出しながら、午後7時前の廊下を歩いてみました。この時期はまだいいのですが、秋の懇談の時には最終の時間にはもうすっかり暗くなり、寒い廊下で待っていただいくのが、大変恐縮いたします。
 学校には「不易と流行」がありますが、この情景はずっと変わらない「不易」の行事だと思います。
 学校にお越しいただきました皆様、ありがとうございました。


24  学校保健委員会  2006年06月13日(火)
 6月13日(火)学校保健委員会の常任委員会を開催しました。PTAから会長、副会長、第3学年委員長、環境委員長さんと本校養護教諭・保健部係、校長・教頭が参加しました。この学校保健委員会は、「生徒・職員の学校における健康問題の研究協議と推進を目的とし」「学校教職員・生徒・保護者・地域保健関係機関が緊密な連絡を図りながら、学校が当面している健康の諸問題の解決に的を絞り、研究協議し、実施計画を立案する」と規約に示されている組織です。
 今回は12月8日に開催される 学校保健委員会をどのように運営するかを検討し、本年度は、保健室利用状況を少し時間をとって報告し、それについて学校医先生からお話をして頂くこととしました。子供たちの授業や部活動以外での、学校での様子を保護者の皆様に知って頂く機会にしたいと考えています。
 その他社会見学や昨年から継続して研究しています「学校環境の改善への取り組み」などについて協議しました。


23  保護者アンケート  2006年06月10日(土)
 6月12日(月)から保護者懇談会を開催します。言うまでもなく、生徒諸君の育成には、保護者と学校が協力することが必要です。そこで、保護者の皆様に学校に来ていただき、生徒諸君のことを直接お話しをさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
 さて本校では、既に生徒諸君からは授業や学校の活動についてアンケートをとり、我々の教育活動が適切に行われているか調査させてもらっていますが、今回は保護者の皆様が芦間高校の活動について、どのようにお考えなのかを調査させていただきます。我々の活動が保護者の皆様のご理解をいただいているのか、我々が気がつかない保護者の皆様の要望は何なのか、等々を調査させていただき、教育活動の改善の資料とさせていただきます。アンケート用紙「平成18年度 学校教育自己診断(保護者対象)」を用意させたいただきましたので、ご記入いただき、懇談終了後、玄関に設置しました回収箱にお入れください。
 皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。ご協力をお願い申し上げます。


22  軽音楽部  2006年06月09日(金)
 先日の校長だよりに、本校の部活動について記述させていただきましたが、その中で最多部員数を擁する部として軽音楽部があることをお知らせいたしました。6月8日の放課後、その軽音楽部の皆さんに話を聞いてきました。現在男子が13人、女子が37名の計50名の部員がいます。その中で2年生を中心に、6つのバンドが結成されており、主に日本のポップス系のバンドのコピーで腕を磨いています。この日は私も好きなスピッツの「空も飛べるはず」を練習していました。この6バンドの各パートの最優秀者をセレクトし、学校代表のバンドを結成し8月20日にIMPホールで行われるスニーカー大会でグランプリを取ることを最大の目標にしています。昨年住吉商業高校に負けた雪辱を果たそうと意気込んでいます。この大会の他に、文化祭・クリスマス・バレンタイン・新入生歓迎会でライブコンサートを行います。みんな真剣に熱心に練習をしています。


21  プール清掃  2006年06月08日(木)
 6月7日(水)放課後、まもなく始まる水泳授業に備え、男・女バレーボール部、男子バスケットボール部、卓球部、陸上部の部員の皆さんの協力のもと、体育の教員がプールの清掃をしてくれました。 本校のプールは敷地の制約から、校舎の屋上にあります。かなり高い場所にあるのですが、半年間手を加えていませんでしたので、砂や枯れ葉がたくさん水中にありました。前記の部員諸君がしっかり協力してくれましたのでの、ぴかぴかになりました。
 学校のプールはいたずらをされやすく、他校では、瓶や缶、靴・スリッパ、果ては自転車から犬糞まで投げ込まれるといった例もあります。 プール授業が始まると「危機管理」の重要性を再確認させられます。清掃に協力してくれた皆さん、ありがとうございました。


20  部活動  2006年06月07日(水)
 本校は部活動が活発な学校です。5月1日現在、運動系の部・同好会が17、文化系の部・同好会が13あります。加入人数で見ますと、運動系が男子87人、女子187人計274人、文化系が男子23人、女子149人計172人 合計男子110人、女子336人 総計446人 となっています。 全校生徒に対する加入率では運動系が38%、文化系が24%、両方をあわせ、何らかの部活動に参加している生徒の加入率は62%となります。男女別では男子が76%、女子が58%となっています。
 大阪府の府立高校全体の数字を見ますと、男女あわせて運動系の加入率が34%、文化系の加入率が18%、全体で52%となっており、このことから考えますと、本校では運動系・文化系ともに府下の平均を上回っており、特に男子の加入率が高いことがわかります。男子はアメリカンフットボール部に16人、サッカー部に20人、バレーボール部に19人、バスケットボール9人、軽音楽部に14人とこの5つの部に78人が所属し、学校全体の男子の70%がこの5つの部に加入していることになります。また文化系の部活動への加入率が高いのも特徴となっており、最も部員数が多いのは、軽音楽部に54人が所属し、全校で運動系・文化系あわせて最多の部員数を誇っています。
 本校の在籍生徒数は男子110人、女子572人と全体の80%を女子生徒が占めていますが、部活動については、男子もたいへんよく頑張っています。また先日の体育祭を見ていても、男子のがんばりよく目立っていました。つまり本校は男子生徒の数は少ないですが、決して萎縮して消沈しているのではなく、元気いっぱいの女子とともに、男子も生き生きと学校生活を楽しんでいるということがわかっていただけるものと思います。


19  新第2学区合同説明会  2006年06月05日(月)
 来年度の入学者選抜から学区が改編され、本校のあります守口市などの現第4学区は大阪市の北部の現第3学区と統合され、新第2学区になります。大阪府立芦間高等学校は総合学科であるため、志願者に学区の制限はありませんので、直接の変更はありません。しかし普通科については学区の制限がありますので、指導に当たられる中学校の先生方や、当事者の生徒諸君・保護者の皆様に、従来は学区外でありましたが、今回の改編で学区内になった府立高校の説明会をしなければなりません。私は前任が現第3学区内の大正高校であり、現在は現第4学区内の芦間高校に勤めているため、新第2学区の合同説明会の担当をしております。そこで今後の予定をお知らせいたします。
 まず、6月26日(月)午後2時〜5時10分に現第3学区内の中学の先生を対象に、現第4学区内の府立高等学校の説明会を寝屋川高校で開催します。また同じ時刻に、現第4学区の中学の先生を対象に、現第3学区の府立高等学校の説明会を大手前高校で開催します。両方ともすべての府立高等学校が、全体説明と個別のブース形式での説明を行います。
 次に8月26日(土)午後1時〜4時に 天満橋にあります大阪府立労働センター(エル大阪)で、中学生・保護者向けの新第2学区内の府立高校合同説明会を開催します。この時は、現第3学区内の府立高校は舞台で1校づつ説明をし、同時に現第4学区内の府立高校は同じ会場内で、ブース形式で説明会を開催します。
 さらに10月14日(土)午前10時から午後4時には、芦間高校で中学生・保護者向けの新第2学区の府立高校合同説明会を開催します。この時には、現第4学区内の京阪沿線にある府立高校と、現第3学区内の府立高校がブース形式で説明をします。
  最後に10月21日(土)午前10時から午後4時には、緑風冠高校で現第4学区内のJR学研都市線沿線の府立高校と、現第3学区内の府立高校がブース形式で説明をします。
 このように新学区制度になるため、例年とは異なる合同説明会を開催いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。会場などの詳細は、各中学校にお知らせいたしますのでそちらでご確認ください。


18  体育祭  2006年06月02日(金)
 6月2日(金)、本校第3回体育祭を開催いたしました。今年のテーマは「ダッシュアンドダッシュ 栄光をめざして」でした。開会式の挨拶で、体育祭の二つの意義について述べました。一つは運動能力・体力を競うこと。もう一つは創造力を競うことでした。特に創造力については、5月以来チームを作り、テーマを考え、知恵を出し、工夫をし、汗を流して、応援パフォーマンス・看板・衣装など無から形あるものを作り出していくことに大きな意味があり、学校が生徒につけさせたい能力の重要な部分であることを強調しました。
 はじめて参加した芦間の体育祭のついて感じましたことは(1)大変整然と秩序正しく進行する。(2)生徒一人ひとりが楽しそうに参加している。(3)各団のチームワークがよくとれている。(4)後ろ向き、投げやりな生徒がいない。など極めて健全な精神のもとに溌剌と行われていました。
 閉会式では結果発表のあと、各団の団長と体育祭実行委員長が涙ながらに、連帯と友情と感謝の挨拶をし、感動のうちに終了しました。35年間の教師生活で、このような爽やかな体育祭は経験したことがありませんでした。生徒諸君に感謝します。
 平日にもかかわらず、見学していただきましたたくさんの保護者の皆様、ありがとうございました。
 また今日まで騒音を出しご迷惑をおかけいたしました近隣の皆様、ありがとうございました。






大阪府立
芦間高等学校
歴代校長だより