6  1年生宿泊学習  2006年04月25日(火)
 4月21日、22日に貝塚市にある大阪府立少年の家で、1年生の宿泊学習を実施しました。この行事は@集団の中で新しい自己を発見する A仲間作り(共生・信頼) B集団の規律を守る(班・クラス・学年)を目的として、ウオークラリー・キャンプファイアー・全体レクリエーションなどの身体を動かす活動と、自分の生き方・将来の目標などについて討論を行うクラスミーティングの2つの活動を行いました。生徒諸君はどの活動に対しても、積極的かつ前向きに参加し、芦間高校に入学した喜びと、これからの学校生活への夢を語り合いました。いずれの活動も生徒のスタッフが運営し、小さな失敗もありましたが、全体としてはたいへん上手に運営できました。やはり総合学科の芦間高校を、自らの意志で選んで入学してきた生徒たちばかりなので、ここかしこに「積極性・自主性」を感じることができました。


5  チューター認証式  2006年04月19日(水)
 4月14日(金)本校の進学指導の一つの特色である、チューター(進学指導担任)指導を受ける生徒諸君の認証式をしました。芦間高校では、一人ひとりの進路実現を援助するため種々の活動をしていますが、そのひとつがこのチューター指導です。これは進路指導の一環として、担任・学年・進路指導部の指導に加えて、生徒の希望する進路に関連の深い教員が第4の指導者として、生徒の進路指導に深く関わる制度です。学習習慣の確立・苦手科目克服・いわゆる受験指導など目的達成までマンツーマンで指導を続けます。
 今年は、35名の生徒が認証されましたが、校長室での認証式ではいずれも緊張しながらも、自信にあふれた態度でした。
 今後、この生徒諸君は2週間に1回チューターの教員から指導を受け、進路実現に向かって邁進します。

4  新入生歓迎会  2006年04月13日(木)
 4月11日午後に新入生歓迎会がありました。いろいろなクラブがそれぞれに工夫を凝らして、新入生にアピールをしました。それを見ていて、本校は本当に「学校らしい学校」であると感じました。着任して早々に教示を受けた、本校の綿密で精緻な進路指導計画といい、過日のクラブ紹介といい、生徒を中心において、如何してその意欲と能力を引き出そうと日々努力し、行動し続ける本校の教職員集団の前向きの姿勢に、校長としてたいへん頼もしく、うれしい気持ちになりました。と同時に今後自らが果たさなければならない校長としての責務も同時に実感いたしました。

3  5期生 入学式  2006年04月11日(火)
 今日午前は始業式、午後は入学式がありました。私にとっては、校長になってから4回目の1学期の始業式と入学式ですが、やはり緊張をしました。ただ回数を重ねるごとに、心に余裕が出てきていることを自分自身で感じています。ただし、内容はもちろん、話し方や抑揚の付け方にもっと工夫と練習が必要だと感じました。
 入学式の式辞では、高校生活に夢と希望を持って、緊張している生徒諸君に対し、学問を究めることと、社会性を身につけることが、学校の大きな役割であることを理解し、今後の人生を考えるきっかけにしてほしいということに視点を置きました。少しでも理解してくれる人がいれば、校長としてこの上ない幸せです。
 これから始まる生徒諸君との学校生活が今から楽しみです。


2  花見の会を行いました  2006年04月08日(土)
 4月8日(土)、例年より少し開花が遅れていた校庭の桜も見ごろを向かえ、恒例の花見の会を開催しました。本校は近隣の皆さんから桜高校≠ニ言われるくらい多くの見事な桜木があります。前身の守口北高校が創立された時に幼木として植えられ、実に28年間毎年のように入学してくる子ども達を迎え3年間の高校生活を通じて大きく成長していく姿を見守ってきたのです。そして卒業していく多くの子ども達を見送りながら年輪を重ねてきた、いわば守口北高校と芦間高校両校の歴史を綴る生き証人です。
 この催しは3年目を迎えます。今年は『芦間同窓会』と現役生達に加え、PTAと後援会の方々が協力して実施し、近隣の方にお声かけをしました。幸い、天候に恵まれ、お年寄りや子供づれのご家族、卒業生等ほぼ250名の方が来場されました。ご来場者には生徒達がお菓子と抹茶の、また、PTAと後援会の方は「ぜんざい」のおもてなしを行いました。暖かい春風の中、お花見会は和やかに時間が過ぎていきました。守口の地域情報誌「くりちゃん」の取材もあり地域への情報発信ができました。
 生徒の育成には地域社会との連携が大切ですが、これからもこのような催しを通じて地域に開かれた学校づくりを目指していきたいと思っています。

1  新任のご挨拶  2006年04月01日(土)
 本日より大阪府立芦間高等学校の校長を拝命いたしました、稲田克二(いなだ かつじ)と申します。高校教育に携わり今年で35年目に入りました。前任者の中尾校長のあとを受け、全力で芦間高等学校の教育活動に専念する覚悟でおります。
 本校は総合学科の学校として、数多くの選択科目を用意し、生徒諸君一人ひとりの興味・関心・進路に応じて、授業が選択できる制度をとっています。つまり一人ひとりの生徒が、自分にぴったりあった学習ができるということです。このメリットを生かし、生徒諸君は他の学校では経験できない、充実した学校生活を送っています。
 本校は創立5年目の若い学校で、まだ歩みを始めたばかりですが、「上級学校への進学を目指す総合学科」というビジョンのもとに、確実に進化しています。充実したカリキュラムと意欲に満ちあふれた教職員が、生徒諸君と切磋琢磨し、己の能力を最大限に伸張させる教育活動に邁進いたしております。どうか皆さんこの若き芦間高等学校にご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
 また、私と同じく新たに教諭6名・講師2名・事務長・教務補助1名が着任しました。それぞれが今までの学校で得てきた経験を生かし、更なる芦間の発展のため、努力する所存であります。
 今後とも暖かいご支援を重ねてお願い申し上げます。





大阪府立
芦間高等学校
歴代校長だより