修学旅行事前学習 ９月２８日
ディジュリドゥー奏者の三上賢治氏をよんで、オーストラリアの先住民族アボリジナルやその民族楽器ディジュリドゥーについてお話を伺い、ビデオを見て、生演奏を聞きました。
ディジリドゥの講演（女子）
純粋な音だなぁと感じました。そして、初めて聴く音でもありました。あんなに長くて太いユーカリの木から音が出るなんて不思議だなぁとおもいました。どこにでもあるような木だけれども自分らしさを求めて何千本のユーカリの木から数本だけしか選び抜かれないことはこだわりでもあり、ディジリドゥを心から誇りに思っている証なのだなぁと感じました。
演奏を聴いている時あんなに地面や体に響くくらい神秘的で音の幅の波がゆったりしているのに体がリラックスできて尚且つストレスが消えていくなんてとっても不思議です。これがユーカリの木の生命力であるのならユーカリは常に自然体でありマイペースであるのでしょうか？環境破壊が進んでいる近代は動植物にも生態系の変化をもたらしていますが、何故、ユーカリはストレスを受けないでリラックス効果を醸し出せるのでしょうか？それならば学校や公共の場にユーカリの木が欲しいと思いませんか？（私だけかも……）ユーカリの木に年中登っているコアラがうらやましく思います。
話が脱線しましたが。ディジリドゥは奥が深いです。演奏を聴いていても同じように聴こえた音でも波や幅が少しずつ変化していたし、１音１音が何か伝えたい暗号のように感じてきました。他国の歴史や環境に触れる機会はあまりないけれどディジリドゥの講演で同じ地球に住んでいても歩んできた道は最初から切り開いてある私たちのような道と切り開いていくような道があるのだと感じました。演奏を楽しむだけでなく国際的なことも感じさせられました。
総学ディジリドゥ講演（男子）
ミカミケンジさんのオーストラリア講演でわたしの最も印象に残っているものは、やはりあのディジリドゥとオーストラリアの奥地での先住民族の躍りが同時に始まり不思議に不思議な一体感を生み出したときの、ディジリドゥだと思う。
講演は、ミカミケンジさんのオーストラリアについての解説から始まり、少々の機械トラブルと、ハプニングもあり、オーストラリアの大自然の映像に合わせてミカミケンジさんの体験談が始まり、オーストラリアの先住民のアボリジニと呼ばれる人が、その人たちの木を伐採したり、山火事のおきないように、少しの火をつけ木と木の間を適度に保つ作業、民族楽器の独特さ、その演奏のすばらしさなど、実に興味深く、そして勉強になる内容だった。
また、メインのディジリドゥは、オーストラリアの雄大な自然と、さまざまな動植物たちとの重なった景色に乗せて、実際に演奏され、その深みのある音色と、オーストラリアの悠然と広がる大地を思わせる荘厳な重低音の響き、まるで地球上のすべての生命が産声を上げたような、高低混じった唸りともとれる迫力ある音楽に、大変感じ入りました。
最後には、ブーメランなどの技も見ることができ、オーストラリアのその奥深さに、非常に吃驚すると同時に、そのいろいろを現地に行って実際に味わえることの喜びも獲得しました。わたしは一回行っていますが、ぜんぜん忘れてました。
ディジリドゥをきいて（女子）
ディジリドゥは、１つしか演奏していないのにいくつもの音が聞こえました。低い音とか高い音、リズムみたいなものも聞こえて、思わずぼーっと聞き入ってしまいました。あの楽器はアボリジニの人々が儀式に使ったりするか、音楽にもいろいろな感情があるんやろなあと思いました。みかみさんが見せてくださった映像で、アボリジニの人々が町で演奏しているのを見て生活が大変なんかなと思いました。実際にアボリジニが生活している場所と白人の人々が生活している場所は近いのに、互いに距離を置いているように見えるのは、差別や確執があるからだ十もいます。日本にも理由があって移住してくる外国人がいるけど、自分たちと見た目や話す言葉が違うからって差別するのはおかしいし、そんなことは何十年も昔の考えだと思います。先住民であるアボリジニなら、私たちの知らないような自然についての知恵もあるだろうし、それを教えてもらうことは、とても価値があることだと思います。修学旅行は日数が少ないから、わーっと楽しんだらあっという間に日本に帰って来ないといけないと思います。でも、その間に少しでも多くオーストラリアの文化、アボリジニの文化に触れたいです。オーストラリアに行く前に、アボリジニについて学ぶことができてとてもよい経験になりました。
ディジュディデゥを聞いて（女子）
見た目の感じのイメージは日本の尺八みたいだと思いました。もちろん尺八はあんなに大きくないし、太く響く音も出せませんけど。
そして音を出すのが難しそうだなぁという事と、周りを気にせず思いっきり吹けたら、さぞ気持ちいいだろうなと思いました。キュランダで体験できるなら是非やってみたいです。まぁ、キュランダでも楽しみなのはショッピングなんですけど。スカイレールも楽しみですけどね。それ以上に、キュランダの土産物屋のキーホルダーが気になって気になって……。
シルバーアクセっぽかったら買いたいです。高いかな？あ、ディジュディデゥのミニチュアとか土産物屋さんに売ってないんですかね？旅のお供にこれ１本。みたいなノリで（笑）小さいけど音はしっかり出ますみたいな……流石にあるわけないですね
とにかく！ディジュディデゥの演奏を聞いて、ますますオーストラリアに行きたくなりました。今から楽しみです。
（後略）
